「レフティ」のB.ハーマン、メジャー初優勝に王手! 大会記録のJ.トーマスが2位タイ
2017年6月18日(日)午前10:05
米男子ツアーの今季メジャー第2戦 全米オープン選手権が現地時間17日、ウィスコンシン州のエリンヒルズを舞台に第3ラウンドの競技を終了。ブライアン・ハーマン(米)が通算12アンダーで単独首位に立ち、最終日を迎える。
前日トップタイに浮上し、最終組でラウンドしたハーマンは、1番パー5からバーディを奪う好スタートを切ると、その後も順調にスコアを伸ばす。トータル6バーディ、1ボギーの5アンダー67で回り、リーダーボードの最上段に浮上。117回目を誇る全米オープンの中でレフティーの優勝者はなく、史上初の快挙に期待がかかる。
首位と1打差には、ブルックス・ケプカ(米)、ジャスティン・トーマス(米)、トミー・フリートウッド(英)が並ぶ。中でもトーマスは、上りホールでイーグルをマークするなど、トータル1イーグル、9バーディ、2ボギーの「63」と大会レコードをマーク。今季4勝目とメジャー初優勝に向け、好位置につけている。
初日「65」を叩き出したリッキー・ファウラー(米)は、4アンダー68で通算10アンダー単独5位、第5のメジャー「ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ」で史上最年少優勝を飾ったキム・シウ(韓)が通算9アンダー単独6位。通算8アンダー7位タイにはチャーリー・ホフマンやパトリック・リードらアメリカ勢の3選手が並んでいる。
その他上位陣は、松山英樹が通算6アンダー14位タイ、マスターズ覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ルイ・ウーストヘイゼン(南ア)らが通算4アンダー17位タイ。決勝ラウンド進出を決めた日本勢の小平智と宮里優作は、それぞれ35位タイと51位タイ。世界ランキング5位のジョーダン・スピース(米)は「76」と大きくスコアを落とし、通算4オーバー59位タイに沈む。
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全米オープンゴルフ選手権
3日目 6/18(日) 午後1:00~午後10:00(再放送)
最終日 6/18(日) 午後11:00~翌午前9:30(LIVE)
【解説】佐藤信人プロ、ツアープロコーチ内藤雄士
【現地ラウンド解説】プロキャディ杉澤伸章
※最終日は最大延長午前11:30まで