B.ケプカ、メジャー初優勝! 後続に4打差の圧勝劇
2017年6月19日(月)午前10:32
米男子ツアーの今季メジャー第2戦 全米オープン選手権が現地時間18日、ウィスコンシン州のエリンヒルズを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ブルックス・ケプカ(米)が、通算16アンダーでメジャー初優勝を飾っている。
1打差の2位タイから出たケプカは、1番から連続バーディをマークする好スタート。8番では約10メートルのバーディパットを沈めるなど、順調にスコアを伸ばし、リーダーボードの最上段に浮上する。後半も14番からは圧巻の3連続バーディをマークし、後続を一気に突き放すことに成功。最終ホールもしっかりとパーパットを沈め、5アンダー67でホールアウト。後続に4打差をつける圧勝劇で悲願のメジャー初タイトルを手にした。
通算12アンダー2位タイに、この日のベストスコア「66」をマークした松山英樹とレフティの全米オープン初優勝を目指したブライアン・ハーマン(米)。通算11アンダー単独4位にトミー・フリートウッド(英)、通算10アンダー5位タイにリッキー・ファウラー(米)、ザンダー・ショフレ(米)、ビル・ハース(米)が並ぶ。
3日目に「63」の大会レコードを更新したジャスティン・トーマス(米)は3オーバー75と崩れ、通算8アンダー9位タイ。今季のマスターズ覇者、セルヒオ・ガルシア(スペイン)は通算4アンダー21位タイ、世界ランキング5位のジョーダン・スピース(米)は1オーバー35位タイとなっている。なお、決勝ラウンド進出を果たした小平智と宮里優作は、それぞれ46位タイと60位タイで4日間の競技を終えた。
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全米オープンゴルフ選手権
最終日 6/19(月) 午後1:30~午後10:00(再放送)
【解説】佐藤信人プロ、ツアープロコーチ内藤雄士
【現地ラウンド解説】プロキャディ杉澤伸章