【速報!】メジャー制覇へ!松山英樹猛チャージの「66」通算12アンダーでクラブハウスリーダーに
2017年6月19日(月)午前7:46
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大混戦の優勝争いとなっている今年の全米オープン。首位と6打差の14位タイから大逆転でのメジャー初制覇を目指す松山英樹は8バーディを奪う猛チャージを見せて通算12アンダーでホールアウト。
2日目には「65」をマークした松山、3日目は「71」と大きくスコアを伸ばすことはできなかったが「ビッグスコアが出ないコースではない。しっかりと自分のベストを尽くせばビッグスコアは必ず出る」と諦めない姿勢を見せていた。
最終日は朝から風が強く吹く難しいコンディションに。時折12m/sの突風が吹くなど荒れる予感が漂う中、松山は1番ホールで300Y超えのビッグドライブを見せた。さらに、残り286Yから果敢に2オンを狙って見事に成功。惜しくもイーグルとはならなかったが、幸先の良いバーディスタートを決める。4番では12mの距離の長い下りのスネークラインを見事に読みきってバーディ。続く、5番ではピンそば0.5mにつけるスーパーショットで連続バーディ。2日目のビッグスコアを予感させるバーディラッシュでトップを追いかける。
6番パー3では手前のピンに対してアグレッシブに狙うが、グリーン手前まで転がり落ちてしまう。2打目はウェッジかパターかクラブ選択で悩みながらパターで寄せるがカップをオーバー。このホールをボギーとする。
現地ラウンド解説の杉澤は「今日のピンポジションはわずか6ヤードのエリアに打ってこないといけない。わずかに2ヤード足りなかった」と話すと、佐藤信人プロは「安全にグリーン奥ではなく、バーディを狙いに来ている。この狭いエリアに狙ってこれることがすごい」と解説。
7番パー5ではセカンドを隣のホールまで曲げてしまうが、そこからパーをセーブ。良い流れを保ちながら勝負のサンデーバック9へ。
後半に入っても松山の勢いは止まらない。11番、12番でピンをデッドに狙うショットで連続バーディ。杉澤によれば11番でバーディパットを打つ前にはじっとスコアボードを見ていた松山。この時点でトップと4打差まで詰め寄る。
14番パー5の3打目は強烈にスピンのかかったアプローチでカップ際にぴたり。タップインバーディで11アンダーに。この日難易度1位の15番パー4ではティーショットがセカンドカットのラフへ。フェアウェイに出すだけとなりこの日初めてのボギー。欲張ればラフからグリーンを狙ってパーもあったかもしれないが、ダブルボギーもある状況。メジャー優勝争いの中でも冷静なマネジメントで優勝戦線に留まる。
16番パー3でピン横3mにつけてバーディを奪う見事なバウンスバック。17番は深いラフに入りながらもグリーン手前28ヤードまで持っていきパーセーブ。
メジャー制覇をかけた最終18番ホール、フェアウェイから2オンを狙ったセカンドショットは右ラフへ。アプローチを1mにつけて見事バーディフィニッシュ。通算12アンダーでフィニッシュ、後続を待つ。
全米オープンゴルフ選手権
最終日 6/18(日) 午後11:00~翌午前9:30(LIVE)
【解説】佐藤信人プロ、ツアープロコーチ内藤雄士
【現地ラウンド解説】プロキャディ杉澤伸章
※最大延長午前11:30まで