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タイガーの恩師ジョン・アンセルモ氏亡くなる 2番目のコーチ
2017年7月16日(日)午後6:41
10歳からタイガー・ウッズ(米)のコーチを務めたジョン・アンセルモ氏(96歳)が米国時間14日に亡くなったと複数の米メディアが報じた。
ウッズのコーチと言えばブッチ・ハーモン氏が有名だが、最初のコーチ(4歳から)はルディ・デュラン氏、2番目のコーチがアンセルモ氏で、17歳からハーモン氏がコーチとなった。
息子のダン氏は「父は”タイガーは10歳だったがリズムやバランスが素晴らしく、特別なものを感じた。運命だと思ったし、タイガーを育てられると思うとエキサイティングな気持ちになったんだよ”と僕に話してくれたことがあります」と語った。
1993年、アンセルモ氏は大腸がんを患ったためコーチを続ける事が出来なくなり、ウッズと会う機会も減った。最後に2人が会ったのは2011年のこと。アンセルモ氏は自身のゴルフアカデミーがある北京に訪れており、ウッズもナイキのプロモーションで同じく北京に来ていた。そこで2人は再会し、ウッズは目に涙を浮かべていたアンセルモ氏を抱きしめたそうだ。
自分の息子のように育てたウッズが完全復帰することをアンセルモ氏は願っているだろう。