地元スペインのアレハンドロ・カニザレスが首位タイに浮上した。

　欧州ツアーのオープン・デ・マドリード（スペイン、マドリード、クラブ・デ・カンポ）は現地時間の12日、第2ラウンドの競技を行い、初日スペイン勢の中で最上位の7位タイにつけていたカニザレスが、3連続を含む7バーディ（1ボギー）を奪い6アンダー66をマーク。通算9アンダーとし、第1ラウンドのトーナメントリーダー、ダニエル・バンシック（アルゼンチン）と並びトップタイにつけた。

　1打差の単独3位にゲイリー・ロッカービー（英）が続き、この日ノーボギーの6アンダー66で回ったジャン・バンデ・ベルデ（仏）が通算7アンダーでフランシス・バレラ（スペイン）とともに4位タイに順位を上げている。

　地元の声援に後押しされリーダーボードを駆け上がった首位タイのカニザレスは、「スペイン人なら、誰もがこの大会に勝ちたいと思っている。もちろん自分も」と地元Vを切望。ロシアで1勝を挙げて以来の同ツアー2勝目に向け、「ギャラリーの応援を糧にしたい」と意気込みを語った。なお同郷のゴンザロ・フェルナンデス・カスタノも、通算4アンダー9位タイの好位置をキープしている。