アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）が、出場選手が20人に限られた米女子ツアー、サムソン・ワールド選手権（現地時間10月11?14日、カリフォルニア州パームデザート、ビッグホーンGCキャニオンC）に今年も参戦することになった。

　同大会には5度、優勝経験のあるアニカだが、ディフェンディング・チャンピオンと今年のメジャー優勝者、欧州ツアー賞金女王と米女子ツアー賞金ランキング上位選手というこれまでの出場資格だと出場権がない。今年は首と背中の故障で約2か月間、戦線を離脱し、現在賞金ランキングも30位に甘んじているからだ。だが、今年から出場資格に現役ホール・オブ・フェイマー（ゴルフ殿堂入り選手）というカテゴリーが加わったことで、参戦が決定した。

　すでに参戦が決まっているのは、ディフェンディング・チャンピオンで全英女子オープン覇者のロレーナ・オチョア（メキシコ）と、モーガン・プレセル（米）、スーザン・ピーターセン（ノルウェー）、クリスティー・カー（米）らメジャー優勝者。そして、アニカ、スポンサー招待のミッシェル・ウィー（米）と6人だけ。さらに欧州賞金女王を除く残る13のスポットは、今後の米ツアー賞金ランキング次第となる。