藤島妃呂子があと一歩のところでファイナル進出を逃した。

　来季の出場権を競う米女子ツアーのLPGAセクショナル・クオリファイングがカリフォルニア州ランチョ・ミラージュ、ミッション・ヒルズCCで現地時間の22日、最終ラウンドを行い、通算5オーバーまでの上位31人が11月末から12月初旬にかけフロリダ州デイトナビーチで開催されるファイナル・クオリファイ（最終予選）への進出を決めた。

　日本からは藤島が参戦。第3ラウンドを終えて当落線上の35位タイにつけていたが、最終ラウンドにスコアを1つ落とし（1オーバー73）、通算6オーバーで32位タイ。わずか1打及ばずにファイナル進出を逃した。次回は10月にフロリダでセクショナル・クオリファイングが開かれ、藤島はそこでセカンドチャンスに賭けることになる。

　トップで最終予選にコマを進めたのは2日目のトーナメントリーダー、ヤニ・ツェン（台）。前日2位タイに後退していたツェンは、最終ラウンドイーブンパー72で回り、通算3アンダーでトップ通過。2打差の2位タイにアシュレー・サイモン（南ア）、エイミー・コクラン（米）、アンナ・ローソン（豪）、アニー・ヤング（米）が入った。上位31名は最終予選の舞台で、次回のセクショナル・クオリファイングで上位に入ったプレーヤーと共に、ツアーのシード落ち選手やフューチャーズツアー上位陣と来季のツアー出場権を争う。