来季の出場権を競う米女子ツアーのLPGAセクショナル・クオリファイングで、藤島妃呂子が35位タイに浮上した。

　カリフォルニア州ランチョ・ミラージュ、ミッション・ヒルズCCで行われている同大会は現地時間の21日、第3ラウンドを終了。3日目にして初のアンダーパー（1アンダー71）をマークした藤島が通算5オーバーとし、前日の69位タイから35位タイに順位を上げた。

　今大会で上位30位以内に入れば、11月末から12月上旬にフロリダ州のデイトナビーチで開催されるファイナル・クオリファイング（最終予選）への出場権が獲得できる。30位以内に入れない場合は10月初旬、フロリダで行われるセクショナル・クオリファイでもう1度チャンスはあるが、ここまで来たらこの大会でファイナルへの進出を決めてしまいたい。残り1日。藤島にとっては大事な18ホールとなる。

　上位はこの日5アンダー67をマークしたアンナ・ローソン（豪）が通算4アンダーで単独首位。1打差の2位タイにアシュレイ・サイモン（南ア）と、前日トップタイのヤニ・ツェン（台）がつけている。ちなみにローソンとサイモンは今季欧州女子ツアーに参戦中。