国内女子ツアーの公式戦初戦、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯（広島・リージャスクレストGCグランドC）は6日に開幕。4アンダー68でホールアウトした大塚有理子、原江里菜、上原彩子の3人が首位タイに立った。1打差の4位タイに横峯さくらと有田由香。2アンダー70の6位タイで有村智恵ら4人が続いている。

　10番スタートの大塚は前半ノーバーディ、1ボギーでスコアを1つ落とした。後半も4番まで1バーディ、1ボギーだったが、5番から5連続バーディを奪取。4アンダー68でフィニッシュし、原、上原と同じトップタイの好スタートを切った。今季は中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンと新キャタピラー三菱レディースの16位タイが最高。今大会は好発進を生かし、上位進出とともに、04年伊藤園レディスゴルフトーナメント以来のツアー2勝目を目指す。

　出だしの10番でバーディを奪った横峯は、前半を3バーディ、ノーボギーでラウンド。後半は2バーディ、2ボギーのパープレーで回り、第1ラウンドは5バーディ、2ボギーの3アンダー69で、4位タイの好位置につけた。前週のゴルフ5レディスプロゴルフトーナメントはプレーオフで敗れ、優勝を逃している。今回は公式戦のタイトルとともに、勝利をつかみとりたい。

　前週横峯を破って優勝した飯島茜は1アンダー71で回り、大山志保、諸見里しのぶ、古閑美保らと同じ10位タイにつけた。1オーバー73の27位タイに福嶋晃子。しかし、全美貞（韓）は59位タイ、不動裕理は66位タイ、上田桃子は6オーバー78を叩いて93位タイと出遅れている。