この大会がシニアデビュー戦のベルンハルト・ランガー（独）がまずまずの滑り出しを見せた。

　第2ラウンドまでアマチュア2人、ジュニア1人とプロ1人が同組で回り、プロアマ形式で競われる米チャンピオンズツアーのウォルマート・ファーストティー・オープン at ペブルビーチ（カリフォルニア州モントレー、ペブルビーチGL他）が現地時間の8月31日開幕。4日前に50歳の誕生日を迎え、これが同ツアー初登場となるランガーはペブルビーチGLで4バーディ、1ボギーの3アンダー69にスコアをまとめ、12位タイにつけた。欧米両ツアーを股にかけ、現在もレギュラーツアーで活躍する息の長いプレーヤーだけに、デビュー戦でいきなり優勝、という可能性もないわけではない。

　上位は7アンダー65をマークしたモリス・ハタルスキー（米／ペブルビーチGL）とブルース・ボーハン（米／デルモンテGC）の2人が首位を分け合った。1打差の単独3位にボブ・ギルダー（米／デルモンテGC）。

　日本勢は前週のボーイング・クラシックでプレーオフに進出し2位タイに入った尾崎直道が、ペブルビーチGLで4バーディ、4ボギーのイーブンパー72で回り40位タイ。デルモンテGCでプレーした倉本昌弘も1イーグル、2バーディ、4ボギーの同じくイーブンパー72で40位タイ発進となった。青木功（デルモンテGC）は3バーディ、4ボギーの1オーバー73を叩き、54位タイと出遅れている。