国内女子ツアー、ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメントは北海道のアルペンGC美唄Cを舞台に31日開幕。父・良郎氏のスキャンダルが取りざたされている横峯さくらだが、この日は5アンダー67でラウンド。周囲の雑音を振りはらい、単独首位に立った。1打差の単独2位に山口裕子がつけている。

　今月行われた新キャタピラー三菱レディースで今季2勝目を挙げた横峯は全美貞（韓）と同組でスタート。5番パー5で初バーディを奪うと7番もバーディとし、前半を2アンダーで折り返す。後半に入るとスコアカード通りのプレーが続くが、15番からは3連続バーディと見せ場を作りホールアウト。5バーディ、ノーボギーの5アンダー67と完璧なゴルフでポールポジションをゲットし、通算8勝目に向け最高のスタートを切った。

　一方、全はイーブンパーでハーフターンすると、後半に3つスコアを伸ばし、3バーディ、ノーボギーの3アンダー69。宋ボベ（韓）、日下部智子と共に3位タイでトップを追走している。前週、賞金ランク首位の座を奪われたが、今回は同ランクトップの上田桃子が欠場。今大会で上位に入れば再び同ランクトップに返り咲くことになる。

　その他、ディフェンディング・チャンピオンのウェイ・ユンジェ（台）が1アンダー71で、諸見里しのぶ、福嶋晃子らと並び17位タイで第1ラウンドを終えた。