終盤戦に差しかかったツアーで日本勢は3人が優勝を目指す。

　米チャンピオンズツアーは今週、ボーイング・クラシック（ワシントン州、TPCスノコルミーリッジ）を開催。現地時間の24日から26日まで、3日間に渡って熱戦が繰り広げられるが、日本勢は青木功、尾崎直道、倉本昌弘の3人が出場。上位進出に向け臨戦態勢に入っている。

　現在賞金ランク22位の尾崎は来季のシード圏内ではあるが、同ランク48位の倉本、同95位の青木は、そろそろエンジンをかけないと来季の出場権が危うい。年々層が厚くなるフィールドで生き残るためにも、第1ラウンドからエンジン全開で飛ばしたい。

　そんな日本勢の前に立ちはだかるのがディフェンディング・チャンピオンのトム・カイト（米）、逆転賞金王を狙うローレン・ロバーツ（米）ら。カイトは今大会で一昨年2位、昨年優勝と抜群の相性を誇っており、当然連覇を狙っている。ちなみに現在賞金ランク1位のジェイ・ハース（米）と同2位のブラット・ブライアント（米）は欠場。メジャーチャンピオンのマーク・オメーラ（米）、ニック・プライス（ジンバブエ）は出場し、チャンピオンズツアー初優勝を狙う。