【レッスン】右足まっすぐ効果で飛距離アップ! 安定感も上がる“つっかえ棒のようなトップ”って?
2016年12月6日(火)午前11:52
ついにシーズン10に突入した『あすゴル!』。新ゲストは女優の安部ゆいかさん。学生時代はゴルフ部に所属していた上級者です。そして、2人目のゲストは末永くゴルフを楽しみたいという笑福亭笑瓶さん。2人の共通する課題は「飛距離アップ」で、技術的な面、体力的な面、柔軟性など色々な視点から見ていきます。
アドレス時の足のポジション 右足まっすぐ効果で飛距離アップ
第2回のテーマは『アドレス時の足のポジション』。実はコレ、飛距離に大きく関わってくる大事なポイントなのです。
飛距離アップに求められるのは、土台もしっかりしていて、体の捻転、体重移動も正しくできているキレイなスイング。ゲストの2人は体がぶれないよう意識している点で考え方は間違っていないようですが、肝心の足の位置は不正解。試しに下半身のみアドレスを作ってもらったところ、上の写真のように膝、つま先が外向きに開いています。こうなると、バックスイング時に体が右へ流れやすくなり、腰は回転しすぎることに。
結論から言えば、回転方向の左サイドはつま先が少し開くものですが、右足はまっすぐが正解。右の膝、つま先まで開いてしまうと、せっかくアドレスで作った体重配分もずれてしまいます。これに対し、右の股関節、膝、足をまっすぐに構えれば、右サイドがつっかえ棒のような機能を果たし、体を捻転させても股関節の部分でパワーを受け止められるようになるのです。そうなれば、力が正しく貯蓄され、飛距離アップにつながります。
以上の点を踏まえ、ゲストの2人が右足をまっすぐにしてボールを打ったところ、笑瓶さんも安部さんも揃ってナイスショット。安部さんは「トップで若干不安定な感じがあったんですが、ピタッと止まった感じがありました」と“つっかえ棒のようなトップ"で安定感も向上したようです。飛距離アップのポイントとなる『アドレス時の足のポジション』。今から明日から是非お試しください!
【レッスン】「引っ掛け」、「右プッシュ」をアドレスで直す
【見逃し配信】あすゴル!#237
今から!明日から!みんなのための「あすゴル!」
毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン10を好評放送中。ゲストは女優の安部ゆいかさんとタレントの笑福亭笑瓶さん。安部さんは学生時代にゴルフ部に所属していた上級者ですが、飛距離不足が最近の悩み。体力が低下してきたという笑瓶さんは飛距離は落としたくないと言います。2人の「飛距離アップ」の課題を内藤コーチが解決していきます。