【レッスン】フェアウェイバンカーとラフをマスターして大叩きを防ぐ
2016年5月5日(木)午後3:26
全米トップ100に選ばれた熱血インストラクター、マイケル・ブリードのレッスン番組「ゴルフ・フィックス」。毎週様々なテーマで、ゴルフ先進国アメリカの最新レッスンメソッドを用いたゴルフの上達法を伝授します。
今回のテーマは「フェアウェイバンカーとラフからの打ち方」です。トラブルからの脱出方法を伝授します。
フェアウェイバンカーからのショット
少しでもダフると大ショートするフェアウェイバンカー。ここでは、
・ボールからピンまでの距離
・その距離を打つためのクラブで目の前のアゴを越えることができるのか
という状況分析が大切(写真1参照)。必ずアゴを越えることができ、ピンに対して一番楽にショットできるところに運べる番手を持つようにしましょう。
グリーンを狙う場合は、クラブフェースを開きバウンスをききやすくし、ボールを上げやすくします(写真2参照)。またバンカーでは足を砂に埋めるため、クラブを短目に握ります。足は、踏ん張る方(右打ちの場合は右足)を角度をつけて砂に入れることで、スウェーを防ぎしっかり蹴り目標に対して身体を回せるようになります(写真3参照)。そして、ボールに少し近く立つことで、上から叩くことが可能になり砂よりもボールを先に打てるようになるのです。
クラブを上げる時は、普段より手首をコックするようにしましょう(写真4参照)。また身体をあまり動かさず、肩をそれほど回さないようにしましょう。最後に、バンカーショットを打ったら必ずシューズについた砂を落とすこともお忘れなく(写真5参照)。
深いラフからのショット
深いラフに入ったら、しっかりライをチェックしどんなショットが打てるのかを判断します。
・良いライならフェアウェイバンカーと同じ打ち方を
ライがまずまずならグリーンに届く距離を打つことも可能(写真6参照)。クラブを短く握り、フェースを12時半を指すくらいに開いて、ボールを右足寄りに置き近くに立つなどフェアウェイバンカーと同じ打ち方をします。クラブはコックを少し使って上げますが、このような状況では身体を少し回しても大丈夫です。また、インパクトでフェースが返り易くなるので、ロフトの大きなクラブを使い、フェースが返らないように左手にしっかり力を入れ少し右を狙います(写真7参照)。
・深いラフなら無理はしない
深いラフからは、グリーンに乗せるような無理はしないこと(写真8参照)。ボールを右足寄りに置き、上から打ち込まなければならないため自然にクラブのロフトは立つもの。ですから、一番ロフトのあるサンドウェッジなどで短く握り、上から叩く様に打ちましょう。グリーンを狙わず、フェアウェイキープを心がけてください。
・実はカンタンなディボットからのショット
難しそうに感じるディボットからのショットですが、実はカンタンです(写真9参照)。ボールを右足寄りに置いて近く立ちフェースを開くことはラフからのショットと同じ。しかしここでは、手首のコックは意識せず、体重をやや左脚寄りに乗せてショットしましょう(写真10参照)。弾道がやや低くなることもお忘れなく。
GOLF NETWORK PLUS「スコアアッププラン」
「ゴルフ・フィックス」のほか、有名プロ・コーチによる"わかりやすくて、ためになる"レッスン動画500本が見放題。GOLF NETWORK PLUSがあなたの上達をさらにサポートします。
【詳細】GOLF NETWORK PLUS スコアアッププラン
アメリカの最新レッスンメソッドがわかる「ゴルフ・フィックス」が見れるのはゴルフネットワークだけ!
全米トップ100に選ばれた熱血インストラクター、マイケル・ブリードのレッスン番組。毎週、様々なテーマでゴルフの上達法を伝授。視聴者から寄せられた質問に答えるほか、時にはトッププロをスタジオに迎え、プロのショットを細かく分析します。初回放送は毎週火曜日夜8時30分から。