米女子ツアーのHSBC女子チャンピオンズが現地時間2日、シンガポールのセントーサGC ザ・セラポンCを舞台に開幕。“アジアのメジャー”とも呼ばれるエリートフィールドのトーナメントで野村敏京が今季初勝利を狙う。

　最新のロレックスランキング（女子世界ランキング）上位20名と2016シーズン優勝者などなど選ばれた約60名のみが出場を許される今大会。昨季大会は、最終日を1打差の単独首位から出たハナ・ジャン（韓）が1イーグル、6バーディ、1ボギーの「65」と大きくスコアを伸ばして、後続に4打差をつける圧勝劇となった。

　日本勢として唯一のフィールド入りを果たした野村は、今季初戦となったISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンでは3位タイに入りながらも、前週のホンダLPGAタイランドでは45位タイに終わった。シーズン序盤の“アジア・スイング”最終戦で今年最初のトロフィ獲得となるだろうか。

　その他のフィールドには、“アジアのメジャー”の名に違わぬトッププレーヤーが集結。世界No.1のリディア・コ（ニュージーランド）、同No.2のアリヤ・ジュタヌガーン（タイ）をはじめ、2015年大会覇者のインビー・パーク（韓）、レクシー・トンプソン（米）、ブルック・ヘンダーソン（カナダ）らがしのぎを削る。