「ダイスケ、ヒデキのそばにいってやれ」ミケルソンのキャディがとったスポーツマンシップ
2017年5月12日(金)午後8:21
「ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ」1日目、イーブンパーの51位タイ発進となった松山英樹。大会初日、松山の18ホールに帯同したオンコースアナライザーの杉澤伸章はあるシーンに注目した。
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杉ちゃんが行く!ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ 現地レポート
【オンコースアナライザー杉澤伸章】
TPCソーグラスで最も難しい18番ホールでティーショットを池に入れてしまった松山選手はこのホールでダブルボギー。続く1番ホールでもティーショットが右のラフへ。バミューダ芝の深いラフだったので、芝が粘り強くて硬い難しいライでした。2打目でグリーンはとらえましたが、上りで逆目の最後は下りと非常に読みづらいラインで3パットのボギーに。
18番、1番と連続でスコアを落とした後の2番パー5では2オンを狙いましたが、わずかに外れてショートサイドの右バンカーに。完璧なショットでしたが、距離のある難しい下りのパットが残りました。すると、同組でプレーするフィル・ミケルソンのキャディのボーンズが進藤キャディに声をかけてバンカーをならしてくれるシーンが。
松山選手の流れが悪いから「ダイスケ、ヒデキのそばにいってやれ」というメッセージだったと思います。松山選手、進藤キャディがツアーの中で信頼を得ている表れだと感じました。
同組のミケルソンは18番でボギー、ジョーダン・スピースは1番でダブルボギーと組全体の流れも良くなかったので、「まだまだこれから、一緒にがんばろう」という雰囲気作りもあったのではと思います。
大会初日、ミケルソンは2アンダーで18位タイ、スピースは1オーバーの66位タイ。2日目の3人のプレー、そして3人のキャディにも注目です。
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