【動画】「82」と最終日に崩れた石川 原因は「ショットの精度の問題」と言及
2017年4月24日(月)午前9:39
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米男子ツアーバレロテキサスオープンは現地時間23日、テキサス州のJWマリオットTPCサンアントニオを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ケビン・チャッペル(米)がツアー初優勝を飾る中、石川遼は10オーバー82でラウンドし、72位タイで大会を終えている。
石川遼 バレロテキサスオープン 最終日ハイライト(16H)
前日35位タイまで順位を上げていた石川だったが、強風の中行われた最終日に大きく崩れる。インスタートの石川は、11番パー4でいきなりのダボを叩く。14番ボギー、15番ダブルボギーとし、直後の16番パー3ではピン横70センチにつけるスーパーショットを放ち、最初のバーディを奪取。しかしその後も調子は上がらず、2番を何とかボギーで凌いだものの、5番ではティーショットをネイティブエリアに入れ、ペナルティを科されるなどトリプルボギー。トータル1バーディ、2ボギー、3ダブルボギー、1トリプルボギーの「82」でホールアウトし、通算10オーバーで4試合ぶりに予選通過した大会を後にした。
大きくスコアを落とした原因を「ショットの精度の問題」と石川は言及。続けて「(ショットが)曲がってしまってリカバリー出来なかった」と1日を振り返った。しかし「今までよりも良いショットを打てた感触がある」と一定の収穫が得られた様子。2週間後の大会に向け「もっと良くできると思うので、みっちり練習をしたい」と語っている。
一方、優勝は通算12アンダーまでスコアを伸ばしたチャッペル。リーダーボード最上段からスタートした同選手は、2番から連続バーディを奪うなど、順調にスコアを伸ばす。ツアー2勝目を狙うブルックス・ケプカ(米)が8バーディ、1ボギーの「65」と猛追するも、チャペルは上りホールで約3メートルのバーディパットを沈め、逃げ切りに成功。ツアー参戦から180試合目にして、初の栄冠に輝いた。
ビッグスコアを叩き出したケプカが大きく順位を上げ、通算11アンダー単独2位でフィニッシュ。首位と3打差の通算9アンダー3位タイにケビン・トウェイ(米)とトニー・フィナウ(米)、通算8アンダー単独5位にアーロン・バデリー(豪)と続く。前年チャンピオンのチャーリー・ホフマン(米)は上り2ホールでバーディを奪うなど意地を見せたが、通算2オーバー40位タイと連覇には手が届かなかった。
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(写真:Getty Images)
バレロテキサスオープン
最終日後半 4/24(月) 午後8:00?11:00
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【放送予定】バレロテキサスオープン