24歳今平周吾が全米オープン出場権を獲得!ツアー初V翌日も「意外と疲れなかったです」
2017年5月23日(火)午前7:29
5月18日?5月21日に開催された「関西オープンゴルフ選手権競技」でツアー初優勝を飾った今平周吾が 「全米オープンゴルフ選手権セクショナルクオリファイング(最終予選)」でプレーオフを勝ち抜き、自身初となる全米オープン出場権を獲得した。
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ツアー初優勝の喜びも束の間、翌日に「全米オープン予選会」を控えているということで、優勝した夜は夕飯を食べてすぐに寝たという今平。
「(優勝した翌日だったけど)小平さんと話しながらリッラクスしてプレーできたので意外と疲れませんでした」と36ホールの戦いを振り返った。
第1ラウンドは4バーディ、ノーボギーの「68」で予選通過圏内に入る。第2ラウンドは前半で2バーディ、3ボギーとスコアを落とすが「小平さんが良いプレーしていたので、ついていくように頑張りました」と後半の10番でバーディを奪うと、続く11番でイーグル。通算7アンダーの2位タイで6人によるプレーオフへ進出。
プレーオフが行われた18番は「難しいホールでバーディは取れない。パーセーブで良い」と冷静なマネジメントでプレーオフ1ホール目でC・キムと共にパーで切り抜け出場権を獲得。
ホールアウト後に「全米オープン日本予選会」でナビゲーターを務めるプロキャディの杉澤伸章のインタビューに応じた今平。いつも控えめな今平だが「嬉しいっす」とガッツポーズ。
「ゴルフの調子は悪くはないけど、今日はちょっと体の向きが分からなくてアドレスが取りづらかった。でも、その中でよくコントロールできたと思います」とコメント。
昨年の全英オープンでメジャーは経験しているが、全米オープンは初出場。
「全米オープンは初めてなのですが、今回のコースは距離が長いって聞いたので・・・ちょっと太刀打ちできないかなって・・・」と今平らしい素直な感想を話すも、「せっかく予選会を突破して出場できるので、本戦ではしっかりと予選を通過して少しでも上位に行けるように頑張りたいです」と意気込みを語った。
学生時代は高校を中退して単身渡米。アメリカのIMGアカデミーで2年間腕を磨いた。留学中には「全米ジュニア」に出場してベスト8に入った実績もある。プロ転向から5年、ツアー初優勝も挙げて全米オープンへの戦いへと挑む。学生時代を過ごしたアメリカの地でどんなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。
【最終結果】
1位 小平智(-11)
2位 今平周吾(-7)
2位 C・キム(-7)
2位 宮里優作(-7)
==以上、予選通過者==
2位 任成宰(-7)
2位 小林伸太郎(-7)
2位 A・ブランド(-7)
8位 岩田寛(-6)
8位 藤田寛之(-6)
8位 薗田峻輔(-6)
8位 松村道央(-6)
全米オープン行きをかけた熱き戦い「全米オープン日本予選会」の模様はゴルフネットワークで6月3日(土)午前11時15分からをお送りします。ぜひお楽しみに。