昨季JGTO歴代最高飛距離を記録したC・キムが全米オープン出場権を獲得!「とてもエキサイティング」
2017年5月23日(火)午前8:16
5月22日(月)に兵庫県の小野ゴルフ倶楽部で開催された「全米オープンゴルフ選手権セクショナルクオリファイング(最終予選)」。通算11アンダーでトップ通過の小平智を除いて、通算7アンダーの2位タイで並んだ6人によるプレーオフが行われ、今平周吾、C・キム、宮里優作が出場権を獲得した。
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第2ラウンドの最終ホールでバーディを奪い、プレーオフ進出に滑り込んだのがツアー屈指の飛ばし屋 C・キム(キム・チャン)だ。
10番スタートの第2ラウンドは前半を2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばすことが出来なかったが、後半に入ると猛チャージ。1番から3連続バーディで一気に予選通過圏内に入ってきた。最終9番パー5では2オンを狙い、グリーン横のバンカーに。バーディ確実な距離までうまく寄せたC・キムだったが、天を仰いで悔しさを露わにする。全米行きをかけた1打を争う展開、イーグルを狙うC・キムの気迫を感じた。
韓国で生まれたC・キムは17歳の時にアメリカのアリゾナ州へゴルフ留学。「アリゾナ州アマ」では2008年から3連覇を果たすと、アリゾナ州立大学在学中の2010年にプロ転向した経歴を持つ。
全米オープン出場については「とてもハッピー。自分にとってはこれが初めてのメジャーなので嬉しいし、とてもエキサイティング。大きな経験になると思うし、なんとかして予選を通過して週末までプレーしたい」と意気込みを語った。
C・キムと言えば、188p・105sの大柄な体格を生かした飛距離が持ち味。昨季のドライビングディスタンスは歴代最高となるの311.29ヤードを記録。今季も325.19ヤードで現在トップだ。
世界の飛ばし屋たちにも負けない飛距離を武器に、最難関メジャーをどのように攻略するのか今から楽しみだ。
【最終結果】
1位 小平智(-11)
2位 今平周吾(-7)
2位 C・キム(-7)
2位 宮里優作(-7)
==以上、予選通過者==
2位 任成宰(-7)
2位 小林伸太郎(-7)
2位 A・ブランド(-7)
8位 岩田寛(-6)
8位 藤田寛之(-6)
8位 薗田峻輔(-6)
8位 松村道央(-6)
全米オープン行きをかけた熱き戦い「全米オープン日本予選会」の模様はゴルフネットワークで6月3日(土)午前11時15分からをお送りします。ぜひお楽しみに。