「67」の松山、11位タイ S.ガルシアが悲願のメジャー初制覇!
2017年4月10日(月)午前9:54
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今季男子メジャー初戦 マスターズは現地時間9日、ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹は5アンダー67でラウンドし、通算1アンダー11位タイで終えた中、セルヒオ・ガルシア(スペイン)がプレーオフを制してメジャー74試合目にして初のメジャー制覇を成し遂げた。
前日「74」で28位タイに大きく順位を落とした松山だったが、最終日は猛チャージを見せる。2番パー5で2オンに成功し、この日最初のバーディをマーク。8番パー5では、あわやチップインイーグルとなる絶妙なアプローチを見せ、7番から連続バーディを奪い前半を終える。後半は10番でバーディとするも、続く11番はこの日2つ目のボギー。その後、13番、15番、17番でスコアを伸ばし、トータル7バーディ、2ボギーの「67」の内容でホールアウト。3年連続となるトップ10入りを逃したものの、12位までに与えられる来季のマスターズ出場権を獲得している。
一方の優勝争いは、前日通算6アンダーで首位タイに名を連ねたガルシアとローズは、最終日最終組でラウンド。ガルシアは1番、3番でバーディを奪う好スタートを切る。一方のローズは、5番をボギーとするも、6番から3連続バーディをマークし、通算8アンダーで後半へ。するとローズが1打リードして迎えた15番パー5でガルシアはイーグルを奪い、このホールをバーディとしたローズと通算9アンダーで並び、プレーオフに突入。プレーオフ1ホール目で、ボギーのローズに対して、ガルシアはバーディとし、勝負は決着。初のグリーンジャケットに袖を通すこととなった。
トップと3打差の通算6アンダー単独3位には、6バーディ、2ボギーの4アンダー68でラウンドしたチャール・シュワーツェル(南ア)、この日松山とともに「67」のベストスコアを出したマット・クーチャー(米)が、マスターズ初出場のトーマス・ピータース(ベルギー)とともに通算5アンダー4位タイ。ポール・ケーシー(英)が通算4アンダー単独6位と続く。
キャリアグランドスラムを目指したローリー・マキロイ(北アイルランド)は通算3アンダー7位タイ、2013年の同大会を制したアダム・スコット(豪)とライアン・ムーア(米)が通算2アンダー9位タイ。首位と1打差の単独3位から初のメジャー制覇を狙ったリッキー・ファウラー(米)は、ジョーダン・スピース(米)らとともに通算1アンダー11位タイで今季初のメジャー大会を終えている。
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(写真:Getty Images)
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