「マジで泣けました」熱狂と興奮のマスターズ、現地オーガスタで見た選手とギャラリーが作り出す1つの物語
2017年4月11日(火)午前3:03
セルヒオ・ガルシア悲願のメジャー初制覇で幕を閉じた今年のマスターズ。最終組のジャスティン・ローズとガルシアのプレーオフに及ぶ激闘、そして、日本の松山英樹が最終日ベストスコアタイとなる「67」を叩き出して意地を見せるなど、大いに盛り上がったマスターズ最終日。
今回で最後となる「植村啓太が行く!in Augusta」。マスターズ史に残る熱戦を目の前で見た植村さん。興奮冷めやらぬレポートをお届けします。
「最終日終わりました。いや?本当にすごい試合でした!最近のメジャーの中でも稀に見る激戦だったのではないでしょうか。
10番、11番と連続ボギーがあったり13番までガルシアはバタバタしていて、優勝はないのかなという展開でした。それでも14番でバーディをとって息を吹き返しましたね。
本当にゴルフってわからないなと思いました。会場ではガルシアへの声援も多く、ガルシアがグリーン上で見せたガッツポーズやパフォーマンスですごくギャラリーも湧いていました」
【マスターズ史に残る熱戦に沸いた】
「そして、あの15番のイーグル!地鳴りの渦の中にいて、みんな興奮状態。隣にいた外国人のギャラリーとハイタッチして叫んでいました。15番のイーグルを目の前で生で見ることができて幸せでした。
マスターズを観戦して、ギャラリーの数の多さにはびっくりしました。そして、そのギャラリーが作り出す雰囲気。選手、関係者、ギャラリーと人々が作り出すオーガスタナショナルGC特有の空気感がすごい。ギャラリーの大きな歓声に拍手、そしてそれに応える選手のプレーは鳥肌ものでした」
【15番でガルシアがイーグルを奪い熱狂するギャラリー】
「やっぱりスポーツは最高です!マスターズを観戦して改めて感じました。スポーツはどんな物語よりも感動するし、その物語を選手とギャラリーが一緒に作り出す一体感もあります。ガルシアとローズの戦いは本当に感動しました。マジで泣きました」
日本に帰国後の翌日は「はじめて!ゴルフ?目指せ120切り?」の収録があるという植村さん。柏木由紀さんにもマスターズのお土産を買ったそうです!収録そっちのけで柏木さんにもマスターズを熱く語ってしまいそうですね。
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(写真:Getty Images)
植村啓太プロフィール(K’s アイランドゴルフアカデミー主宰)
【はじめて!ゴルフ?目指せ120切り?」に出演中の植村啓太さん】
1977年5月27日生まれ。大場美智恵プロや服部道子プロをはじめ、現在まで多くのツアープロのコーチを担当する。2005年には自身が主宰する「K's Island Golf Academy」をオークラランドゴルフでスタート。その後、メンバーシップアカデミーの「K’s Island Golf Academy代官山スタジオ」をオープン。
2012年には、「K’s Island Golf Academy Publica Malaysia」をマレーシアにオープンし海外進出。ゴルフ誌、ゴルフ番組をはじめ、ファッション誌やDVDなど幅広いメディアで活躍している。