ベテランの巧さが光ったマスターズ2日目、1959年生まれのカプルスが6位タイに
2017年4月8日(土)午後2:46
現地オーガスタナショナルGCよりお届けする「植村啓太が行く!in Augusta」初日に続き風の影響で厳しいコンディションとなった大会2日目の観戦レポートをお送りします。
一般ギャラリーはコース内でのスマートフォン・携帯電話の使用が禁止されているため、2日目コースに行く前の様子を写真で送って頂きました。テンション高い!?
「日本勢の谷原選手と池田選手は残念ながら予選落ちとなってしまいましたが、松山選手がやってくれましたね!難しいコンディションの中、2アンダーで回って16位タイ。さすがです!
さて、オーガスタに来てからはTV中継の解説で現地に来ている加瀬秀樹プロ や芹澤信雄プロにお会いしたり、JGTO会長の青木功プロやゴルフネットワークでもお馴染みの佐藤信人プロもいらっしゃっていました。コースを何気なく歩いていると『あっこの選手!』といったような海外の往年の名プレーヤーもたくさんいます」
そんな往年の名プレーヤーと肩を並べる選手が、現役としてこのオーガスタで活躍しています。
2日目に2アンダーで回りトップと3打差の6位タイで決勝ラウンドを迎えるのはフレッド・カプルス。1959年生まれで偶然にも加瀬秀樹プロと芹澤信雄プロと同級生の57歳。6バーディは圧巻でした。
現地で観戦していた植村さんもベテラン勢の巧さに注目。
「初日に続いて2日目も風が強くて難しいコンディションでしたが、こういう時にスコアを出すのはやっぱりベテランだなと感じました。自分の納得のいくショットを打ったとしても結果が悪くなることもあるくらいピンポジションは厳しい位置でした。
風の影響であと50cm右だったら・・・とか、数十センチ単位で結果が変わってきます。そんな中、ベテラン選手は本当に勝負どころをわかっているなと思いました」
「ピンポジションが厳しくて風の影響を受けやすいホールは安全にパーを取りに行くし、ここはいけるなっていうところでバーディを取りに行く。攻めと守りの考え方が非常に上手いですね。
上位を見てもカプルスを筆頭に、ミケルソンにガルシア、ローズとベテラン勢が頑張っているので3日目以降も面白くなってきました。3日目は初日、2日目ほど風は吹かないようなので、どんな展開になるのか楽しみです」
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(写真:Getty Images)
植村啓太プロフィール(K’s アイランドゴルフアカデミー主宰)
【はじめて!ゴルフ?目指せ120切り?」に出演中の植村啓太さん】
1977年5月27日生まれ。大場美智恵プロや服部道子プロをはじめ、現在まで多くのツアープロのコーチを担当する。2005年には自身が主宰する「K's Island Golf Academy」をオークラランドゴルフでスタート。その後、メンバーシップアカデミーの「K’s Island Golf Academy代官山スタジオ」をオープン。
2012年には、「K’s Island Golf Academy Publica Malaysia」をマレーシアにオープンし海外進出。ゴルフ誌、ゴルフ番組をはじめ、ファッション誌やDVDなど幅広いメディアで活躍している。