厳戒体制のオーガスタは昭和な雰囲気!?スマホの使用は一切禁止、プライスレスなトーナメント観戦
2017年4月6日(木)午後6:52
現地時間4月6日(木)に開幕するマスターズ。プロゴルファーにとって世界最高の夢舞台。マスターズのグリーンジャケットを目指して世界のトッププロが凌ぎを削る。日本からは松山英樹、池田勇太、谷原秀人の3選手が出場、今年も盛り上がりを見せています。
開催コースのオーガスタナショナルGCはゴルフファンなら一度は観に行ってみたい夢の場所。そんな夢舞台にこの人が観戦に!
ゴルフネットワークで放送中の「はじめて!ゴルフ?目指せ120切り?」に出演している植村啓太さん(K’sアイランドゴルフアカデミー主催)。
【はじめて!ゴルフ?目指せ120切り?」に出演中の植村啓太さん】
「いいな、いいな???、羨ましい!」
ということで、本日より「植村啓太が行く!in Augusta」と題してマスターズ観戦記をお届けします。世界中が注目のマスターズ!トーナメントの裏側をギャラリー目線でご紹介。
まず驚いたのは一般のギャラリーは「スマートフォン・携帯電話の使用は一切禁止!」ということ。
「会場内は全て携帯電話の使用が禁止となっています。入場する時に荷物と一緒に預けて、帰る時に受け取るという仕組みです。オーガスタナショナルの中で携帯電話を使用しているのを見られると、その日はもちろん、開催期間中は一切入場ができなくなるようです」
*ということで、Getty Imagesの写真で観戦記をお送りします。
さらに驚いたのは会場内のパトロール。
「覆面パトロールじゃないですけど、一般の服を着て携帯電話の使用をチェックする警備員が5,000人いるらしいです。なので、会場内は本当に携帯電話を持っている人はいないですね。そんな感じで私もスマホを持ち込まずに観戦しています」
さすがはマスターズ。トップスターのコンサート並み、いやそれ以上の厳戒体制なんですね。それもそのはず、ものすごい数のギャラリーがいるようです。
「練習ラウンドなのになんでこんなに人がいるんだろうっていうくらい人が多いです。しかも外国人は大柄なので余計に人が多くいるように感じます・・・。トイレ1つにも警備員が4?5人いて、入っていくと『あなたはそこ、あなたはあっち』と振り分けられるんです。ベルトコンベアーに乗った商品のような気分ですね」
これだけのギャラリーがいて人混みの中、ふと思ったのは待ち合わせはどうしているのでしょう・・・
スマートフォンが普及したいま、メールやショートメッセージ、電話などで連絡を取り合う時代。携帯電話が使用できないということは・・・
「今日はゲートの前で15時に待ち合わせ・・」といった感じになるのでしょうか。
ちょっと昭和な雰囲気も漂うオーガスタ。閉ざされた空間というのが「マスターズ」の価値をより一層高めるのかもしれませんね。世界のトッププレーヤーたちの戦いを間近で見られるプライスレスなトーナメント観戦。いよいよ開幕です!
(写真:Getty Images)