リビエラ芝コレクション?キクユ芝とポアナ芝って何??
2017年2月15日(水)午後8:03
松山英樹選手、石川選手が出場する「ジェネシスオープン」の開幕を前に、中継では見ることのできないトーナメントの裏側を現地スタッフのレポートでご紹介します。
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狭いコースに小さいグリーン、タフなコースセッティングで有名なリビエラCCですが、さらに選手を苦しめるのが“芝"です。
ということで、練習日の今日は“芝"に注目!コースを歩いてチェックしてみました。
フェアウェイとラフのコントラスト。高い精度のショットが要求されるリビエラCC。やっぱりフェアウェイは狭く感じます。
ちょっとラフに寄ってみましょう。これが選手たちを苦しめる“キクユ芝"のラフです。
キクユ芝とは・・・
1本の葉が太くて、かなりしっかりとした芝です。日本では見ることがないですね。剣のような強さもあって、クラブが絡みつくような粘りのある芝です。
では、アップでどうぞ!
黄色い部分が根っこです。これがボールに絡みつくので厄介なんです。芝の生える方向もバラバラなので横に向いているものあったりします。石川選手も「ライによって、どんなボールの飛び方をするのか判断が難しい」と話していました。
リビエラで選手を苦しめるのは“キクユ芝のラフ"だけではありません。
現地リポーターの杉澤さんも注目するのが、“ポアナ芝"のグリーンです。練習ラウンドでも各選手が入念にチェックしていました。
日本ではベント芝や高麗芝のグリーンが主流ですが、アメリカでは“ポアナ芝"が使用されるコースは多いです。ケンタッキーブルーグラスの一種で、野生の芝です。グリーンの速さや方向が一定になりにくいのでパッティングで非常に頭を悩まされます。
杉澤さん曰く、「ポアナ芝のグリーンは、とにかくグリーン上でボールがポコポコと跳ねて、ショートパットが難しい。午前と午後でも転がりが変わってくるので要注意。」とのこと。
短い距離につけても油断のできないポアナ芝のグリーン。選手もキャディも4日間72ホールを戦うのは頭が疲れそうですね。
では、最後に現地プチ情報です。
ダウンタウンの真ん中にあるリビエラCC。コースの周りにも高級住宅地が並びます。高台にある家は数十億円もするとか…しないとか…。。
明日も大会前の現地情報をゴルフネットワークマガジンでお届けします。ぜひお楽しみに!
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(写真:Getty Images)