汚名返上!「上がり4ホールで5アンダー」歴史に残る大逆転Vのファウラー
2017年5月5日(金)午前11:48
2015年大会初日、トップに立ったのは日本の松山英樹。6バーディ、1ボギー「67」をマーク。米ツアー初となる首位スタートを切った。前年の「ザ・メモリアルトーナメント」でPGAツアー初優勝を飾った松山に2勝目の期待がかかったが、2日目に「74」とスコアを落として優勝戦線から脱落。
松山に変わって上位へ浮上したのがこの年、大会初出場の石川遼。2日目、3日目に2日連続で「69」とスコアを伸ばして首位と3打差で最終日を迎える。トップは前年のプレーオフシリーズ「ドイツバンク選手権」で優勝するなど好調のクリス・カーク。後続は石川らトップと3打差に16人がひしめく大混戦に。
大会初出場ながら8位タイの好成績を残した石川は最終日にファウラーの1つ後ろの組でプレーしていたが「バック9のプレーはすごかった。最後18番でバーディパットを決めた時は鳥肌が立った。これがPGAツアーで勝つゴルフなのか」とファウラーのプレーをその目に焼き付けた。
開幕前に行われたスポーツ誌では「PGAツアーで最も過大評価されている選手」で1位となり揶揄されたファウラーだったが、ザ・プレーヤーズチャンピオンシップの歴史に残る上がり4ホールの驚異的なプレーで汚名を返上する形となった。
毎年ドラマが起こるアイランドグリーンの17番パー3では4日間で3バーディ。さらにプレーオフでも2度バーディ。6回プレーして5バーディと完全攻略。17番を制するものがザ・プレーヤーズチャンピオンシップを制するという印象を色濃く残した。
(Getty Images)
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ザ・プレーヤーズ チャンピオンシップ 激闘の歴史
5月は「ザ・プレーヤーズ チャンピオンシップ」を大特集。開幕前には過去5年間のオフィシャルフィルムを一挙放送!過去の激闘を60分のドキュメンタリーで振り返るハイライト番組。この番組を見れば「ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ」の全てがわかる。
2013年大会 5/3(水)24:00?25:00
2014年大会 5/04(木)24:00?25:00
2015年大会 5/5(金)24:00?25:00
2016年大会 5/6(土)24:00?25:00
【過去10年の優勝者】
2016年 ジェイソン・デイ(?15)
2015年 リッキー・ファウラー(?12)
2014年 マルティン・カイマー(?13)
2013年 タイガー・ウッズ (?13)
2012年 マット・クーチャー (?13)