【動画】「修正し切れなかった」松山、まさかの「81」で60位タイ後退 好調のA.スコットが首位浮上
2017年2月27日(月)午前10:39
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世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-キャデラックチャンピオンシップが現地時間4日、フロリダ州のトランプナショナルドラールを舞台に第2ラウンドの競技を終了。11位タイからスタートした松山英樹はまさかの9オーバー「81」を叩き、通算7オーバー60位タイまで順位を下げた。
前週大会は股関節痛により途中棄権となったものの、今大会初日では「70」とその影響を感じさせないプレ?を見せた松山。しかしこの日は、前半2番でバンカーにつかまって5オンからダブルボギーを叩き、続く3番も2打目が池に入ってダブルボギーと出だしから大苦戦。さらに9番で再び池に苦しみ、10番では残り約1.5メートルから3パットを要してまたも連続ダブルボギーを喫すると、その後も1つスコアを落として、2バーディ、3ボギー、4ダブルボギーの大叩きを演じている。
「体調は全然良いが、ゴルフの方が上手く出来なかった。こういうコースだと自分のしっかりしたものを出さないといけないが、修正しようと思ってもし切れなかった」と競技後に悔しさを滲ませた松山。それでも「上りの方ではショットが少し良くなってきたし、まだ2日あるので頑張ってスコアを出せるようにしたい」と残り2日間での復調を目指して前を見据えている。
その一方、この日「66」で通算10アンダー単独首位に立ったのは前週のザ・ホンダクラシックを制したアダム・スコット(豪)。前後半ともに3つ伸ばす、8バーディ、2ボギーの内容で2週連続優勝に大きく前進した。またこの日は風も比較的穏やかなコンディションの中、その他多くの選手も着実にスコアを伸ばしており、昨季覇者ダスティン・ジョンソン(米)は「64」で通算8アンダー2位タイに浮上している。世界ランキング3位のローリー・マキロイ(北アイルランド)も7アンダー65の好スコアでジョンソンと肩を並べる位置につけた。
その他上位陣は、通算7アンダー単独4位にダニー・ウィレット(英)。通算6アンダー5位タイにはバッバ・ワトソン(米)とチャーリー・ホフマン(米)が続く。そのほか、世界王者ジョーダン・スピース(米)はこの日スコアを伸ばせず通算3アンダー12位タイ。世界No.2のジェイソン・デイ(豪)は通算2オーバーに2つ落として41位タイとなった。また、56位タイから出た宮里優作は1オーバー73のラウンドで通算5オーバー57位タイとなっている。
「WGC-キャデラックチャンピオンシップ」全ラウンド、ダイジェスト放送!大会初日の模様を3月5日(土)午後11:00?ダイジェスト放送!
2日目 3月5日(土) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
3日目 3月6日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 3月7日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)