【動画】松山、11位タイ発進に「良い位置につけている」と前向き 「ラフからのショットは難しい」初日50%のFWキープが課題
2017年1月13日(金)午後5:37
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米男子ツアーのザ ツアーチャンピオンシップ PLAY OFF最終戦が現地時間24日にジョージア州のイーストレイクGCを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。松山英樹は1アンダー69で回り、11位タイとなった。
同組でプレーする予定だったジム・フューリック(米)の欠場により、プレーイングマーカーとのラウンドとなった初日。松山は、出だしの3番パー4で約3メートルを沈めてバーディを先行させると、2バーディ、1ボギーの1アンダーで前半を折り返す。後半は10番でボギースタートとなり、一時は1オーバーまでスコアを落としたものの、15番パー5の3打目でグリーン左のラフからピンそば1.2メートルに寄せてスコアをイーブンに戻すと、続く16番パー4の第2打はカップのふちをかすめて20センチにつけるスーパーショット。トップとは6打差がついたものの、終盤の連続バーディでアンダーパー発進となった。
「納得いくラウンドでなかったが、バーディチャンスも多かったし、そこも決め切ることもできたので良いラウンドだった」と振り返った松山。開幕前にはフェアウェイキープが重要になると話していたが、この日は50%に終わり「ラフからのショットは難しい。ラフにいくとチャンスにはつかないので、フェアウェイキープが大事になる」とドライバーの精度を修正点にあげた。
最終18番では3メートルのバーディパットを外したが「パッティングは良かったり悪かったり。最後のバーディチャンスもミスしているようじゃ話にならない」と反省。それでも「良い位置にはつけているので、明日以降も伸ばしていけるように頑張りたい。ショットも、パットも、アプローチも半信半疑で打っている部分があるので、自信を持って打てるようになればスコアをもついてくると思う」と前向きなコメントは好調の証し。約1年ぶりの優勝へ、第2ラウンドではどのようなプレーを見せるだろうか。
7アンダー「63」を叩きだして単独首位に立ったのは、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)。スタートの1番から3連続バーディをマークするなど4アンダーで迎えた前半最後の9番パー5では2オンに成功し、7メートル強のイーグルパットも沈め、6アンダーでハーフターン。バックナインでも12番までに2つスコアを伸ばしたが、17番でこの日唯一のボギーを喫し、1イーグル、6バーディ、1ボギーでホールアウトとなった。現在、フェデックスカップ・ポイントランキングで4位につける39歳は、今大会で優勝すれば自力で年間王者の座を掴むこととなるが、2013年以来2年ぶりとなるビッグタイトルへ好スタートを切った。
その他上位は、ポール・ケイシー(英)が5アンダー65で単独2位。世界ランキングNo.2のローリー・マキロイ(北アイルランド)は、全英オープン覇者のザック・ジョンソン(米)と並び4アンダー66で3位タイにつけている。今季メジャー2勝のジョーダン・スピース(米)は2アンダー68で5位タイ。また、今週同ランクNo.1に浮上したジェイソン・デイ(豪)は、松山、ダスティン・ジョンソン(米)、リッキー・ファウラー(米)らと並び11位タイとなっている。
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1日目 9月25日(金) 午後11:00?深夜0:00
2日目 9月26日(土) 午後11:00?深夜0:00
3日目 9月27日(日) 午後11:00?深夜0:00
最終日 9月28日(月) 午後11:00?深夜0:00