【動画】松山、「70」と伸ばし切れずも18位タイ浮上「トップ以外はそこまで伸びてない」
2017年1月7日(土)午後3:03
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米男子ツアーのBMWチャンピオンシップ PLAY OFF第3戦が現地時間19日にイリノイ州のコンウェイファームズGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。ジェイソン・デイ(豪)が完全優勝に王手をかける中、松山英樹はこの日1アンダー70で回り、通算8アンダー18位タイで最終日を迎えることとなった。
19位タイから出た松山は、前半2番パー3でティーショットをピンそばにつけてバーディ先行。3番からの4ホールで2ボギーと一時1オーバーまで後退するも、7番パー4で傾斜を利用したショットから約2メートルのバーディパットを沈めると、8番パー5ではグリーン左のバンカーから2打目をべたピンに寄せてタップインバーディ。1アンダーまで持ち直して前半を折り返す。
迎えた後半は出だし10番からボギーを叩いたが、12番パー4ではピン1.5メートルにつけるナイスアプローチからバーディ。以降は最終18番までパープレーと伸ばし切れなかったが、4バーディ、3ボギーでわずかに順位を上げている。今大会で上位フィニッシュを果たし、フェデックスカップ・ポイントランキング(現在16位)でも上位に食い込みたいところだ。
「パッティングもチャンスにつけたところで外してしまったり、流れは良くなかった」とこの日のラウンドを振り返った松山。それでも「(ショットについて)昨日よりは良くないが、良い感じではプレー出来ていると思うので、あともう少しかなと」と手応え自体は悪くない様子。首位独走のデイには12打差とされたが、「トップ以外はそこまで伸びてない。しっかり上位目指して頑張りたい」と最終日の上位浮上に意気込みを見せている。
初日に圧巻の「61」をマークするなど、ツアー記録タイ(36ホール終了時点)の124打で予選ラウンドを駆け抜けたデイ。後続と5打差で迎えたこの日は、立ち上がり3番からスコアを伸ばすと、?? ?7番から連続バーディを奪うも伸ばし切れず、1アンダーで前半を折り返す。バックナインでは12番からバーディ、ボギーの流れを2度繰り返す出入りの激しいゴルフとなったが、それでも最終18番をバーディで締め、6バーディ、4ボギーの2アンダー69。ザ・バークレイズに続くシリーズ2勝目を完全優勝で飾ることは出来るだろうか。
トップと6打差の2位タイはスコット・ピアシー(米)、ダニエル・バーガー(米)の2人。この日「67」で回った世界王者ローリー・マキロイ(北アイルランド)が通算13アンダー単独4位に続いた。以下、シリーズ第2戦を制したリッキー・ファウラー(米)、ダスティン・ジョンソン(米)、ケビン・ナ(米)の3人が通算12アンダー5位タイに続いている。
フェデックスポイントランクで首位のデイを追うジョーダン・スピース(米)は、この日1オーバー72のラウンドとなり、通算10アンダー11位タイに後退した。そのほか、ジャスティン・ローズ(英)は通算15アンダー15位タイ。シリーズ初戦から2試合連続で2位となったヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は18位タイで松山らと並び、バッバ・ワトソン(米)は通算6アンダー27位タイに入った。また、昨季覇者のビリー・ホーシェル(米)は通算3アンダー41位タイにつけている。
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