【動画】松山英樹、7打差圧勝で日本人初のWGC制覇! ツアー3勝目を飾る
2017年1月1日(日)午後1:55
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世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-HSBCチャンピオンズは現地時間30日、中国のシャーシャン・インターナショナルGCで最終ラウンドの競技を終了。松山英樹が6アンダー「66」でラウンドし、通算23アンダーでツアー通算3勝目を手にした。
3打差の単独首位からスタートした松山は、出だしの1番でバーディ発進。4番パー3では距離のあるパーパットを残したが、これを沈めてピンチを脱すると続く5番、7番でもスコアを伸ばし前半を3アンダーで折り返す。すると後半は13番から3連続バーディを奪って8ストロークのリードを奪うと、後続の追随を許さず。ラウンド後に勝利した最大の要因を「4番や8番、そして18番でパーをセーブできたこと」とピンチを迎えながらも、スコアを落とさなかったことと話したように連日のノーボギーと安定したプレーを披露し、7打差の圧勝劇で日本人初のWGC制覇を成し遂げた。
WGCは年に4回開催され、メジャー大会に次ぐ格付けをされている大会でアジア圏選手の優勝も史上初の快挙。米ツアーでの今年2月のウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン以来となり、通算3勝は丸山茂樹に並び日本人最多タイに並んだ。また、プレーオフを経ない72ホールでの優勝は自身初となっている。
さらに、11月24日からは石川遼とのコンビで挑むゴルフワールドカップ (豪州/キングストンヒースGC)への出場も控えており、日本代表としても弾みをつけるビッグタイトル獲得となった。
通算16アンダー2位タイにはダニエル・バーガー(米)と、7アンダー「65」をマークしたヘンリク・ステンソン(スウェーデン)。「66」で回ったローリー・マキロイ(北アイルランド)が通算15アンダー単独4位となっている。単独2位から出たラッセル・ノックス(スコットランド)は通算12アンダー9位タイでフィニッシュした。また、46位タイから出た谷原秀人は、2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74でホールアウトとなり、通算5オーバー54位タイで4日間を終えている。
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WGC-HSBCチャンピオンズ放送予定
最終日 10月30日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
【放送予定】WGC-HSBCチャンピオンズ
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写真提供:Getty Images