トーマス・ビヨーンがRC欧州チームキャプテンに 気になる米国主将は…?
2016年11月28日(月)午後4:35
2018年のライダーカップに挑むヨーロッパチームのキャプテンがトーマス・ビヨーンとなることが正式に発表された。副キャプテンを4度務めた経験を持つビヨーンは、次の大会で通算8回目となる大会出場を果たす。
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ビヨーンが初めてライダーカップメンバーとなったのは1997年の大会。デンマーク人としては初の快挙であった。その後、選手としては3回出場し、通算成績は3勝4敗2分けとなっている。
トーマス・ビヨーン 「感激です。まだ実感は湧きませんが、歴代のキャプテンが選手や副キャプテンだった頃を知っているので、12人のすぐれた選手を率いる司令塔になるのはどんな気分なんだろうと思っていましたが、ついに自分の番がやってきました。今からワクワクします。キャプテンになることがどれだけすごいことか、どれだけ名誉なことか思いをめぐらしながら楽しみにしています」
キャプテンとして挑むライダーカップに対する思い入れがいかに大きいかを話したビヨーンだが、これから22か月に及ぶ準備期間については次のように語っている。
トーマス・ビヨーン 「ライダーカップ漬けの生活になると言ってもいいでしょう。毎日、朝晩、ライダーカップのことを考えることになるかもしれません。私は長年ツアーの発展に力を注いできましたが、これからは、ライダーカップに全力を傾注することになります。私がツアーに参戦した頃は、デンマーク出身のゴルファーとして、いろいろ大変なことばかりで、精神的な疲労も貯まっていきました。そんな自分が、ライダーカップのキャプテンになるなんて考えたこともありませんでした」
次のライダーカップはフランスが舞台。ヨーロッパチームはホームで5連勝中だ。一方で、今年の大会で久々の勝利を収めた米国チームのキャプテンを務めるのは誰になるのだろうか。
ティム・ロサフォート 「現在、キャプテンの最有力候補はジム・フューリックです。46歳のフューリックは、手首の手術から復帰後、活躍しています。今年は『58』をたたき出し、全米オープンでは2位につけ、ライダーカップの指名選手候補になりました。フレッド・カプルスの名前は、ソーシャルメディアであがっていました。カプルスは2年前も候補でしたが、タスクフォースはデービス・ラブを選びました」
トリップ・アイゼンハワー 「タイミングもありますよね。今40代後半の精鋭は、将来キャプテンを務めるはずです。フューリックもその一人ですが、彼は現役としてまだまだやれますし2018年のチーム入りも充分可能です。だからこそ、フレッド・カプルスの方が理に叶っています。デービス・ラブのようなキャプテンになるのは間違いないでしょう。ラブのように、選手に好かれていますからね。将来の候補とは、ジム・フューリック、スティーブ・ストリッカーザック・ジョンソン、フィル・ミケルソン、タイガー・ウッズですが、まだ現役として活躍が期待できる彼らにさらに2年余裕ができることになり、彼らが将来的に大役をつないでいけばいいんです」
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