タイガー・ウッズ（米）が、世界ランクNo.1の座をさらに不動のものにしている。

　米ツアーのアーノルド・パーマー招待で優勝し、ツアー通算64勝でベン・ホーガン（米）の記録に並んだタイガーは、今季出場した試合すべてで優勝。昨年からの米ツアー出場5試合連続Vも続けており、その強さは際立っている。米国時間17日発表の世界ランキングでは、同ランク2位のフィル・ミケルソン（米）との差を12.05ポイントと大きく引き離した。

　一方、欧州、アジア両ツアー共催のバランタインズ選手権で優勝したグラエム・マクドウェル（北アイルランド）は、94位から59位に浮上。プレーオフでマクドウェルに敗れたジーブ・ミルカ・シン（インド）が、11ランクアップして79位となった。さらに単独4位に入った片山晋呉も5つ順位を上げ、49位。

　尚、日本勢トップは、35位の谷口徹。失格のためアーノルド・パーマー招待に出場できなかった今田竜二は68位となっている。