ストローク戦でもチーム戦でも好相性のJ.スピースとP.リード
2017年4月27日(木)午後7:15
PGAツアーの新年最初の試合は恒例となったチャンピオン32人よる戦い「ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」。“海を抱く腕"という意味を持つ、勝利のご褒美にふさわしい絶景だらけのマウイ島の西端に位置するカパルアは2016年最初のラウンドにふさわしい荒天に恵まれた。
勝つ術を知っているつわものばかりが集まったトーナメントだが、その中でも初日に上位に来たのはベストの中のベストたち。ディフェンディング・チャンピオンのパトリック・リードと年間王者のジョーダン・スピースが当然と言えば当然のようにリーダーボードのワンツーを確保した。
最終組で回った二人だが、この組わせで思い出させるのは、やはり2014年のライダーカップ。新星コンビとして欧州チームに立ち向かい素晴らしいプレーを見せた。ラウンド終了後にスピースが「パトリック・リードと一緒だと、お互い良いラウンドになるので同じ組で良かった」と話すように“相性抜群"のこの二人が同組なると両者良いスコアを出すことが多い。
ジョーダン・スピースbr> 「なぜかは分からないが…リードは、ウィンダム・チャンピオンシップのプレーオフで私を倒し、バルスパーでは私を勝たせてくれ、ライダーカップでは一緒に良い結果を残し、プレジデンツカップではベストボールでペアを組んで共に好調だった。それぞれ特に倒したい相手であることがお互いの良さを引き出しているのかもしれないね。いずれにせよ、この傾向が続いてほしい」
リードは2015年を世界中で6試合続けてトップ10に入り、最高の形でハワイに乗り込んできた。彼はスピースとのプレーをどのように感じているのだろうか。
パトリック・リード
「お互いに強烈な負けず嫌いであること、二人とも一緒に回るのを楽しんでいるから、好調なのだと思う。ジョーダンと一緒だと、ストロークプレーだけでなく、チーム戦でも良いからね」
2016年の終わりにはライダーカップという負けられない戦いが待っているスピースとリード。この好相性が米国チームに久々となるトロフィーを引き寄せるのか、シーズンを通してこの二人のペアリングには注目だ。
ゴルフセントラル 1月8日号より
ニュース番組「ゴルフセントラル」毎日放送!
ゴルフ界の出来事をどこよりも早くそして詳しく伝える唯一の日刊ゴルフニュース番組「ゴルフセントラル」。主要ゴルフ試合のリーダーボードやハイライトだけでなく、解説者のコメントも交えゴルフをあらゆる角度から分析。また、人気選手の素顔にも迫る特集なども放送。
【オススメ】「GOLF NETWORK PLUS TV」なら、スマホ・PC・タブレットで「ゴルフセントラル」がいつでも見れる!
写真提供:Getty Images