王者の貫録! J.スピースが圧巻の「64」で4打差独走態勢に P.リードらが2位タイ
2017年2月6日(月)午前9:11
米男子ツアーの2016年初戦、ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズが現地8日、ハワイ州のカパルア・リゾートを舞台に第2ラウンドの競技を終了。世界ランキングNo.1のジョーダン・スピース(米)が9アンダー64を叩きだし、通算16アンダーで単独首位に浮上した。
トップと1打差の単独2位から出たスピースは、5番から連続バーディをマークすると、3アンダーで迎えた前半最後の9番パー5では、第3打を直接カップに沈めるチップインイーグルで前半を5アンダーで折り返す。バックナインに入っても13番から3連続バーディを記録すると、最終18番でもスコア伸ばし、2ラウンド連続となるノーボギーの「64」でホールアウトとなった。
36ホールを終了した時点での通算16アンダーは、同コースでは2003年にアーニー・エルス(南ア)が記録した通算17アンダーに迫るスコア。2つのメジャーと年間王者を勝ち取った昨年と同じように、チップインやパットを決め続け、大きくスコアを伸ばした。大会の折り返し地点で4ストロークと大きなアドバンテージを得ることとなり「新年最初のゲームではないようだね」と本人もバーディラッシュに満足のようだ。
ディフェンディング・チャンピオンで単独首位から出たパトリック・リード(米)もノーボギーの4アンダー69でラウンド。「65」をマークしたケビン・キスナー(米)、ファビアン・ゴメス(アルゼンチン)と並び、通算12アンダー2位タイで週末へと向かう。
昨年のザ・プレーヤーズ選手権覇者、リッキー・ファウラー(米)はノーボギーの6アンダー67で回り、通算10アンダーでスティーブ・ボウディッチ(豪)と並び6位タイ。世界No.4のバッバ・ワトソン(米)とブルックス・ケプカ(米)が通算9アンダー8位タイとなっている。一方、同No.2のジェイソン・デイ(豪)はイーブンパー73とスコアを伸ばせず、通算3アンダー21位タイ。残り36ホールでの巻き返しを狙う。
「ヒュンダイ トーナメント オブ チャンピオンズ」1、2日目生中継、決勝ラウンドダイジェスト!大会3日目の模様は10日(日)午後11:00?ダイジェストでお届け!!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
3日目 1月10日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 1月11日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
写真提供:Getty Images