欧州男子

B.ストーンとD.ブルックスが暫定トップタイ　B.グレイスは失速

2016年5月10日（火）午後3:00

　欧州＆南アサンシャインツアー共催のSAオープン選手権は現地時間9日、南アフリカのグレンダワーGCを舞台に順延となっていた第2ラウンドと第3ラウンドの競技を行ったものの、荒天のため3日連続となるサスペンデッドが決定。翌日午前7時30分から競技が再開されることが決まった。

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　通算10アンダーで暫定トップタイ立ったのは、ブランドン・ストーン（南ア）とダニエル・ブルックス（英）。ブルックスは早朝から第2ラウンドの残り11ホールを6バーディとし、通算9アンダーの単独トップに立つ。さらに、続けて行われた第3ラウンドでは9ホールを消化し、2バーディ、1ボギーの1アンダーとしている。

　欧州ツアーでは1勝を記録しているブルックスだが、その唯一の勝利は悪天候によって36ホールの短縮競技となった2014年のマデイラ・アイランド・オープン。スコット・ヘンリー（スコットランド）とのプレーオフを制しての優勝だったが、悪天候を苦手としていないのは優勝争いに向けて有利な材料となる。

　一方、11月にサンシャインツアー初優勝をマークしているストーンは、トップと3打差で出た第3ラウンドを11ホールプレーし、8番からの4ホールで3バーディをマークするなど、4アンダーと好調。将来有望な若手選手として期待される22歳は、最終日も勢いを持続することが出来るだろうか。

　通算8アンダー暫定単独3位には、地元のキース・ホーン（9ホール終了）。一方で、2日目を終えた時点で暫定トップタイに立っていたブランデン・グレイス（南ア）は、再開後の第2ラウンド上がり2ホールを連続ボギーとすると、第3ラウンドでは2番をバーディとした後、4ボギーを喫し、10番までを消化した時点で3オーバー。通算4アンダー暫定18位タイに沈んでいる。