28歳のクリス・バリラ（カナダ）がクォリファイング・トーナメント（QT）でビッグスコアをたたき出した。

　現地時間2日に行われた米男子ツアーのQTファイナル（フロリダ州、オレンジカウンティ・ナショナルGC＆ロッジ）第2ラウンド。11バーディ、ノーボギーの11アンダー『61』と大爆発したバリラが通算10アンダーまでスコアを伸ばし、前日の65位タイから単独首位へ一気にジャンプアップした。今季は臀部の故障の影響でツアー出場わずか7試合。公傷制度で来季の出場権はすでに保持しているが、QTで結果を出したいところだ。

　前日首位のカイル・スタンレー（米）は1つしかスコアを伸ばせず、通算8アンダー3位タイに後退。また、当時16歳のアマ時代に注目を集め現在26歳となったタイ・トライオン（米）も通算イーブンパー53位タイと健闘中。一方、元全米オープン王者のリー・ジャンセン（米）は初日から苦戦続きで通算4オーバー115位タイと下位に沈んでいる。

　なお、ファイナルQTは6日間計108ホールで行われ、上位25名の選手だけが来季のツアーカードを獲得できる。