海外男子

ソニー・オープンに日本勢7人が出場！　石川「一打一打チャレンジしていく」

2016年1月1日（金）午後0:30

この記事のキーワード

石川遼

　米男子ツアーのソニーオープンインハワイが現地時間14日、ハワイ州のワイアラエCCを舞台に開幕。2016年のフルフィールド初戦に石川遼と岩田寛のほか、国内ツアーからも小平智、宮里優作、武藤俊憲、片岡大育、谷原秀人と日本勢7人が出場し、常夏の地で大波を狙う。

【PR】ゴルフネットワークプラスにて大会１日目（1月15日(金)午前9：00?）を無料ＬＩＶＥ配信！

　コースは総距離7,044ヤードと短めで、優しめのパー5できっちりバーディを取り、ロースコアを出すことが上位進出のカギとなる。「自分にとっては難しいコース」と警戒する石川は2012年と14年にも出場しているが、いずれも予選落ち。昨年の国内ツアーで見せた積極的なゴルフで今季は上位進出といきたい。

　短いオフを過ごした沖縄でも練習を続けていたという石川。「正直まだまだというか、分からない部分もある。今までオフに次の年へ向けて新しいことに取り組んだりしていたが、今回は何も変えていなくて、基本的にやっていることは変わらない。今プレーしていてそこまで悪い感じはないが、日本シリーズの時に比べて感触的にはまだまだかなと思う」と現在のコンディションについてコメント。

　昨季は土壇場までシード確保にてこずったが、「ここから3、4月までにシードのラインを決めたいというのはある。ただそれ以上に自分が行けなかった先の段階に進めるよう、一打一打でチャレンジしていくことが今年の目標」と早めのノルマ達成に加え、さらなる高みへと挑んでいく構えだ。

　岩田と宮里も昨年大会は予選落ちに終わっており、リベンジを期してのフィールド入り。今年から国内ツアーの選手会長を務める宮里は「ワイアラエはとにかく難しい印象。特にグリーン周りが難しくていつも慣れてきたころに試合が終わっちゃう感じ。とにかく予選を通って上位でやれれば」と上位進出に意気込みを見せている。

　一方、このコースと抜群の相性を誇っているのが2連覇中のジミー・ウォーカー（米）。驚異的なパーオン率、近距離パットの成功率を披露し、昨年は9打差と圧巻の勝利を収めている。今季はまだ調子が上がり切らず、パワーランキングではマット・クーチャー（米）にトップの座を譲ったが、相性は大きな武器。2011年のスティーブ・ストリッカー（米）以来となる同一大会3連覇はなるだろうか。

　今大会にはそのほか、昨年の全英オープンを制したザック・ジョンソン（英）や元世界No.1のアダム・スコット（豪）、ルーク・ドナルド（英）といった多くの強豪がフィールド入り。今季すでに1勝を挙げているエミリアーノ・グリーヨ（アルゼンチン）、ラッセル・ノックス（スコットランド）といった勢いのある選手たちからも目が離せない。

【動画】石川、沖縄合宿の成果を肉付けして「早い段階でシード確保を目指す」
【動画】夢の日本ツアー賞金王へ　小平「ハワイで弾みをつけたい」
【動画】宮里優、久しぶりのPGAツアー参戦に「まずは予選通過して上位進出を狙う」
【動画】昨年後半の流れを変えたい岩田「私生活、態度から変えていきたい」
【動画】昨季8位タイの谷原「グリーン周りを攻略して米ツアー初V狙う」