復活を目指すG.マクドウェル カギを握るのはパッティングの復調
2016年11月16日(水)午後1:50
今週のPGAツアーは、メキシコのエル・カマレオンGCを舞台に開催されているOHLクラシックat マヤコバ。第1ラウンドは日没サスペンデッドとなったが、グラエム・マクドウェルが5連続バーディを含む7バーディをマークし、4アンダー67で暫定9位タイにつけた。
グラエム・マクドウェル
「ゴルフでは何が起こるか予測がつかない。いきなり、ボギーやダブルボギーを叩いたあと、最高のラウンドになることもある。今日は1番のティーショットを大きく逸らしてしまい、暫定球でも上手く打てず、これはひどいラウンドになるとという予感がした。暫定球はインプレーで助かった。1番を何とかダブルボギーでしのいだあと、4番からの5連続バーディで波に乗れ、終盤もバーディが奪えたから、満足できるラウンドだった。得意なパッティングが最近はさっぱりだったが、練習を重ねた成果が表れ、今日はライン通り上手く打てた」
マクドウェルのパッティングデータを2014年シーズンと2015年シーズンで比べると、6メートルを超えるパットを決める割合を除く3つのデータで順位が大きく下がっている。ストローク・ゲイン・パッティングは2014年シーズンで1位だったが、2015年シーズンは96位。1.8メートル以内のパットを決める割合では6位から111位へ、2メートルから6メートルのパットを決める割合では16位から166位へ後退している。
しかし、今大会では復調の兆しが見える。2016年シーズンでは、強かったころのようにトップ10の常連となる活躍を見せるだろうか?
トリップ・アイゼンハワー
「パッティングが良くなっただけでなく、今年初めと比べてフェアウェイ・キープ率も上がっているので、期待できると思います。正確なティーショットに定評のあるマクドウェルは、初日、最初のティーショットと暫定球でのショットをミスし、ダブルボギ?を叩きました。暫定球がインプレ?でなければ、トリプルボギ?以上の大叩きもあり得ました。それはともかく、練習の成果が表われてきたように見えます」
パッティングが良い時のマクドウェルは、他の選手からすれば怖い存在となるはずだが、復活の1勝目をメキシコの地で挙げることができるだろうか?
ゴルフセントラル 11月13日号より
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写真提供:Getty Images