相性抜群のコースで谷原が2年ぶり優勝! 後続を振り切る
2015年11月14日(土)午後2:10
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国内男子ツアーのHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPが8日、千葉県の総武カントリークラブ 総武コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。谷原秀人が1アンダー69で回り、通算11アンダーで今季初勝利を挙げた。
後続に2打差をつけて最終日をスタートした谷原は4番をバーディとすると、8番からは連続バーディをマークし、その差を4打に広げる。サンデーバックナインでは10番などボギーを3つ叩いたものの、12番パー5で取り返すなどリードを守り切り、4バーディ、3ボギーの内容でホールアウト。ツアー通算11勝目を手にした。
今季は8月までの前半戦でトップ10入りがわずか1回、さらに3試合で連続予選落ちを喫するなど苦戦していたものの、日本オープンゴルフ選手権競技で7位タイ、前々週のブリヂストンオープンでは6位タイと高額賞金大会が増える秋の戦いに向けて徐々に調子が上向きに。総武カントリークラブ 総武コースは優勝した2007年サントリーオープンのコースでもあり、得意舞台で2年ぶりとなるツアー優勝を果たした。
通算9アンダーの単独2位には藤本佳則。トップと4打差の単独4位には、松村道央が入っている。2位タイから出た崔虎星(韓)は2オーバー72とスコアを落とし、通算6アンダーで市原弘大と5位タイとなっている。
通算5アンダー6位タイには、3アンダー「67」をマークした池田勇太、片山晋呉、藤田寛之らが並んだ。昨季賞金王の小田孔明は、通算4アンダーで、宮里優作らと同じ11位タイ。ディフェンディング・チャンピオンの近藤共弘は、通算3アンダーで片岡大育と並び18位タイで大会を終えている。
「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」とことん1番ホールプレイバック最終日を8日(日)午後5時?再放送!最終日の模様は午後8時30分?ダイジェスト放送!
今年で3年目を迎える大会。チャレンジトーナメントの優勝者、ジュニア・アマチュアゴルファーの主催者推薦等、若手ゴルファーへ門戸を広げている大会としても注目される。昨年大会は、3日目、近藤共弘が「64」をマークしトップに浮上。最終日も順調にスコアを伸ばし、3シーズンぶりの優勝を飾った。今年の舞台、総武カントリークラブ総武コースを攻略し、秋のビッグタイトルを獲るのは誰だ!
とことん1番ホール生中継 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP特設サイト
写真提供:Getty Images