松山&谷原チームジャパンの練習ラウンドに密着!グリーン周りの逆目のバミューダ芝に要注意
2015年11月4日(水)午前11:43
今年からダブルスの新フォーマットで開催される「チューリッヒクラシック・オブ・ニューオーリンズ」。松山英樹と谷原秀人のチームジャパンは予選ラウンドでジャスティン・ローズとヘンリク・ステンソンのリオ五輪の金銀メダリストチームと同組となった。
2015年の大会優勝者であるローズはコースを熟知、ライダーカップでステンソンとのダブルスで強さを発揮するなど優勝候補筆頭に名前が挙がる。
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松山と谷原は25日(火)に2人揃って開催コースの「TPCルイジアナ」で練習ラウンドを行った。今大会のゴルフネットワークの中継で現地リポートを担当するプロキャディの杉澤伸章が日本チームの練習に同行し取材を行った。
オンコースアナライザー杉澤伸章の練習ラウンドレポート
松山選手はTPCルイジアナでプレーするは初めて、谷原選手は10年前に一度プレーしていますが、ほぼ初めてに近い状況なのでコースを1つ1つ確かめるように練習していました。
「非常にコースが狭くて、グリーンも小さい」という印象のようです。松山選手は「ラフはそれほどきつくないけど、グリーンを外すとピンから遠ざかるように傾斜があるので、セカンドショットでグリーンの幅に打っていくのが難しい」と話していました。
ただ、練習ラウンドなので大会が始まれば目が慣れてターゲットポイントが明確になってくると思います。
練習ラウンドを見た感じでは、2人のゴルフの調子は絶好調が「10」とすると「7」くらいまで仕上がっていると思います。ティーショットは2人ともフェアウェイをキープしていましたし、グリーンを外すシーンもありましたが、アプローチでしっかりと寄せてパーセーブしていました。
練習ラウンドで最も時間をかけていたのがグリーン周りのアプローチでした。
松山選手も話していましたが、グリーンを外すと傾斜で転がって5mくらい落ちてしまい、バミューダの逆目となることが多いので難しいアプローチになります。少し芝目が強くて逆目のバミューダがこのコースの特徴でもあります。
谷原選手は「グリーンが難しくて芝目がはっきりしている。ショットメーカーが上位にくる」と話していましたが、小さいグリーンでターゲットエリアは狭く、難しいラインも多いです。
松山選手、谷原選手共にサンドウェッジやPSなどいろんなクラブを使って逆目のアプローチを入念にチェックしていました。
練習ラウンドはリラックスしていて良い雰囲気でした。東北福祉大の先輩・後輩の関係で最近は一緒に練習ラウンドもする仲です。
「(英樹は)ショット力がすごいし、毎年距離が伸びている。あと、悪いって言われている部分でもなんだかんだ言ってそんなに悪くないんですよ。パターが入らないっていうけど、ラインのちょっとした読み違いだと思うんです。こっちのグリーンはラインを読むのも難しいし、微妙なタッチで切れたり、切れなかったりする」と兄貴分らしいコメント。
松山選手も「最近ずっと一緒にラウンドしてるんですけど、ずっと真っ直ぐしか飛んでない。いいな?っていつも思っています(笑)あと、パッティングも何か盗めるものがないかなと参考にしています」と互いを分かり合う良いコンビネーションなので、試合が楽しみです。
チューリッヒクラシック オブ ニューオリンズ
初日 4/28(金) 午前4:30?7:00 (LIVE)
2日目 4/29(土) 午前4:00?7:00 (LIVE)
3日目前半 4/29(土) 深夜2:00?翌午前5:00 (LIVE)
3日目後半 4/30(日) 午後2:00?4:00
最終日前半 4/30(日) 深夜2:00?翌午前5:00 (LIVE)
最終日後半 5/1(月) 午後8:00?11:00
【見逃し配信】チューリッヒクラシック オブ ニューオリンズ
【放送予定】チューリッヒクラシック オブ ニューオリンズ