国内女子ツアーのマンシングウェアレディース東海クラシックが18日、愛知県の新南愛知カントリークラブ 美浜コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。ツアー初白星を狙う松森彩夏が6アンダー66で単独首位に立つ中、米ツアーから帰国参戦の横峯さくら、宮里美香はそろって1アンダー71の28位タイ発進を切った。

「たくさんチャンスがあった。あと2つ、3つは伸ばせたかも」とこの日の好調なラウンドを振り返る松森。前半は4番から連続バーディを奪うと、1ボギーを挟んだ7番からも立て続けに2バーディを奪う。3アンダーで迎えた後半はノーボギーのまま2連続を含む3バーディを重ね、7バーディ、1ボギーでホールアウト。今年7月には海外メジャー「全米女子オープンゴルフ選手権」の大舞台も経験した21歳は、初タイトルに向けて「自分のゴルフに徹する」と話す冷静さも見せた。

　今大会2勝を誇る横峯は前半3番でバーディを奪い、1アンダーで前半を終了。後半も立ち上がり12番でバーディを先行させたが、16番ボギーで伸ばし切れず、2バーディ、1ボギーで初日を終え、王座奪還にまずまずのスタートを切っている。

　前半4番でボギー先行となった美香は、7番でスコアを戻してイーブンパーの折り返し。バックナインも出だしからスコアを落としたが、直後の12番から立て続けの2バーディで盛り返し、3バーディ、2ボギーでのホールアウトとなった。

　5アンダー67の単独2位は若林舞衣子。4アンダー68の3位タイに昨季覇者の申ジエ（韓）や2013年賞金女王の森田理香子、アマチュアの勝みなみ（鹿児島高2年）らが続いた。以下、3アンダー69の9位タイにはアン・ソンジュ（韓）、笠りつ子らが並び、前週2位タイの上田桃子や大山志保、鈴木愛らが2アンダー70の14位タイにつけている。

　そのほか、賞金ランキング首位を独走しているイ・ボミ（韓）は3バーディ、3ボギーのイーブンパー72で48位タイ。いずれも今季1勝の服部真夕、原江里菜、渡邉彩香、吉田弓美子も同じく48位タイで初日を終えている。

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