米国時間27日に最新のゴルフ世界ランキングが発表され、国内男子ツアーのカシオワールドオープンを制した池田勇太が44位から37位に浮上した。

　賞金ランキングトップを走る池田は、2日目に単独トップに立つと3日目も首位をキープ。最終日が荒天により、54ホールの短縮競技となったため、今季3勝目が決まった。前週のランキングでトップ50にランクインした池田だが、この1勝でさらに順位を上げ37位に浮上。年末の時点で同ランク50位以内の選手に与えられる来年のマスターズ（現地時間4月6?9日／ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC）の出場権獲得をほぼ確定させた。

　日本勢トップの松山は6位をキープ。池田と賞金王争いを繰り広げる谷原秀人はカシオワールドオープンで7位タイに入り、世界ランクでも1つ順位を上げ56位となった。

　なお、ランキング上位は、1位ジェイソン・デイ（豪）、2位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、3位ダスティン・ジョンソン（米）のトップ3から13位までは変わらず。セルヒオ・ガルシア（スペイン）が14位に順位を上げた。