石川、粘りのゴルフで8位タイ浮上! 「制御不能」のドライバーは「まっすぐ飛ばそうとは思っていない」
2015年10月3日(土)午前11:25
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国内男子ツアーとアジアンツアーの共同主管で開催されるアジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフが26日、茨城県の大利根カントリークラブ 西コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。2週連続優勝を狙う石川が2アンダー68で回り、通算2アンダー8位タイに浮上した。
18位タイで決勝ラウンドにコマを進めた石川。この日も前日まで苦戦しているフロントナインでノーバーディ、1ボギーの1オーバーとスコアを伸ばせなかったものの、バックナインに入り11番、14番、17番でバーディをマーク。3バーディ、1ボギーの内容でホールアウト。
「後半は良いプレーが出来た」と話した石川。今大会は開幕前に「制御不能」と語っていたドライバーを使用しているが「まっすぐ飛ばそうとは思っていないのがキー。コントロールしようとすること自体が不可能」と開き直っていることで、ピンチになってもいかにパーを拾うかに集中できていることが粘り強いゴルフにつながっているようだ。
トップとは5打差と十分に優勝を射程圏内に捉えて最後の18ホールへ向かうこととなったが「今日の後半のようなプレーを前半から出来ればチャンスはある。良い天気なのに上は伸びていないというのは、コースが難しいということ。でも、チャンスにつければ4アンダー、5アンダーは出せると思う」と2週連続優勝に自信を見せた。
リーダーボードのトップは、現在賞金ランキングトップの金庚泰(韓)。3アンダー67でラウンドし、通算7アンダーまでスコアを伸ばして今季4勝目に王手をかけた。通算5アンダー2位タイには選手会長・池田勇太と小平智、通算4アンダーの単独4位にはスコット・ストレンジ(豪)がつけている。
ディフェンディング・チャンピオンの藤田寛之はイーブンパー70とスコアを伸ばせず、薗田峻輔、谷原秀人、金亨成(韓)と並び通算イーブンパー18位タイ。川村昌弘、竹谷佳孝、片山晋呉らが通算1オーバー28位タイとなっている。
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JGTOとアジアンツアーの共催競技。日本を代表するプレーヤーたちと、アジアンツアーの猛者達が大利根カントリークラブを舞台に火花を散らす。昨年は、最終日首位と4打差でスタートした藤田寛之が、「66」をマークし、逆転優勝を飾った。この優勝で今季3勝目、賞金レースでも首位に浮上した。ゴルフネットワークでは、国際色豊かな今大会を「とことん1番ホール生中継」でお届け。