新たに身につけた“勝ち切る力” 年間王者J.スピースの強さに迫る
2017年3月4日(土)午後0:02
「マスターズで優勝できた事が一番嬉しい」
幼少期からマスターズでのウィニングパットをイメージして練習していたというジョーダン・スピースは、そのマスターズで悲願のメジャー初勝利を挙げ、メジャー2勝を含む今季5勝の大活躍。この1年間で数々の記録を残し、プレーオフシリーズ最終戦の優勝で華々しく年間王者の座を手にした。
(写真提供:Getty Images)
その強さの中でも際立っているのは、ヘンリック・ステンソンに「世界一」と言わしめた精神力とパッティング。同選手と優勝を争った最終戦ではそれらの武器をフル活用し、4日間で入れたパットの距離を総合すると190メートル、パーセーブが25回中21回、3パットはたったの2回と素晴らしい数値を残している。
「(スピースは)パッティングでメジャー2勝の偉業を成し遂げた」と話すジム・ギャラガーJr.ら米国Golf Channel解説陣も、7月に22歳になった若武者の年齢離れした強さに舌を巻きつつ、その成長ぶりについて次のように語っている。
ジム・ギャラガーJr.
「いろいろな部分で成長しフェアウェイキープ率やパーオン率も上がりましたが、やはりすごいのはパッティングで、たまにあのパッティングを見せ付けるためにわざとピンに寄せていないのではないかと思ってしまいます」
ジョージ・サバリカス
「スピース本人はまだまだ発展途上の段階だと話していますがトップに立ったときのプレーは格段に良くなっています。3ラウンドを終えてトップに立った時、最初の4回は0勝でしたが最近はしっかりチャンスをものにする精神面の強さを身につけ、4回全てで優勝しています。また平均スコアも69を記録しています」
最新の世界ランキングで世界No.1に返り咲いたスピース。巧みなパッティングと勝ち切る精神力で今後もゴルフ界を盛り上げててくれそうだ。
9月29日放送 ゴルフセントラルより
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