「自分のルーツを辿れば日本に行きつく」 R.ファウラーが語った日本との関係
2015年8月21日(金)午後1:25
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昨季“第5のメジャー"「ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ」含む2勝を挙げ、フェデックスカップ・ポイントランキング4位に入ったリッキー・ファウラー(米)選手が、用品契約を結ぶコブラプーマゴルフの新製品発表会で緊急来日。10月12日に横浜カントリークラブで行われたイベントでは、「リッキーvsジュニア真剣勝負」と題して日本のジュニアゴルファーと交流しました。
ジュニアゴルファーとの真剣勝負で…
ラウンド中は子供たちから「好きな選手は誰?」などの質問が飛び、終始和やかなムード。ファウラー選手が世界レベルのショットを見せれば、ジュニアゴルファーたちも負けじと好プレー。これには「良い選手が何人かいたね。なかなか苦戦させられたよ」と苦笑い。「それでも一緒にプレー出来て楽しかったし、笑顔で楽しんでいるのを見て嬉しかったよ」と笑顔を見せ、「数年後にはツアーに出てきて僕を負かすかもしれないね」とエールを送っていました。
ラウンド終了後にもジュニアゴルファーからの質問に答えたファウラー選手。1番ホールのティーグラウンドで何かを考えるか、という質問に対してはこんな答えも。「どの試合でも練習でも1番ティーはドキドキする。だからウォーミングアップの時のドライバーを思い出して、1番ティーでも同じ打ち方をする様に心がけているんだ」
「自分のルーツを辿れば日本に行きつく」
ファウラー選手と言えば、ミドルネームに「ユタカ」の名を持つことで有名。日本のゴルフファンに人気である理由の1つともなっていますが、これは純日本人である母方の祖父の名前でもあるのです。「幼い頃にゴルフの道に誘ってくれたのは日本人の祖父だった」。父親のロッドさんも「週に1回、ゴルフか釣りに祖父と行っていた。だから、リッキーは今でもゴルフと釣りが好きなんだ」と話していました。
ファウラー選手は「人との接し方やコース上での振る舞いもそうだけど、敬意を払う姿勢やマナーも教わった。祖父との関係は僕にとって特別だよ。そうやってルーツを辿れば日本に行きつく」と自身と日本とのつながりを強調。
また、コブラプーマゴルフの新製品発表会では、日本についての質問も。日本食について聞かれると「日本食はどれも大好きなんだ。寿司も好きだし、昨日はしゃぶしゃぶを食べたよ」と日本での食事を楽しんでいる様子。そして「今夜は鉄板焼きを食べたいね」とリクエストまで飛び出しました。
日本のファンに向けてメッセージ
「日本に招いてくれてありがとう。また近いうちに戻って来たいです。僕には日本の血が4分の1流れているので、日本文化に縁を感じますし、日本人の祖父にゴルフを教わって、この世界に足を踏み入れました。これからも活躍し続けられるよう努力を続けるので、応援してください。ジュニアのみんなは練習して、近い将来ツアーで僕に挑みにきてね」