石川、シード権獲得&プレーオフ進出へ最後の戦い「ベスト尽くせば結果はついてくる」 課題山積の松山はタイガーとのラウンド
2015年9月20日(日)午後1:05
米男子ツアーのレギュラーシーズン今季最終戦、ウィンダムチャンピオンシップが現地時間20日、ノースカロライナ州のセッジフィールドCCを舞台に開幕。石川遼はプレーオフシリーズ進出に向けた最後の戦いに臨む。
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直近出場のバラクーダ選手権で予選落ちを喫し、最新のフェデックスカップ・ポイントランキングで130位につける石川。賞金ランキングでは現在113位に入っているため、このまま同125位以内にとどまれば来季シード権獲得は果たせるが、プレーオフシリーズ出場の条件となるフェデックスポイントランク125位以内に入るためにも、今大会では何としても上位争いに食い込みたいところだ。
「(1週間休むと)全然ちがう。本当にあっという間だった」と8連戦明けの1週間を振り返った石川。「今週もう最後の試合だが1年早かったなと感じる。今年は色々な意味で這い上がっていこうと思っていたが、なかなかうまくいかず全体的に良くなかった。プレーオフに行ければ、まだ何が起こるか分からないので行けるように頑張りたい」と2年連続のプレーオフシリーズ進出に意欲を見せる。
今大会の目標については「良いプレーが出来れば30位、20位以内は狙えると思う。ポイント的には450を目指したいが、最後の1試合なので450ポイントの手前でも可能性はあるかなという感じ。そこまでにはあと30ポイントぐらいなので、そうなると35位くらいかなと思う。いつも通り1打1打に向き合って自分たちに出来るベストを尽くせば、自ずと結果はついてくるはず」と明確にコメント。ポイントレースでの生き残りに向け、前月のクイッケンローンズナショナルで単独10位に入った時のようなプレーを見せられるだろうか。
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日本勢は石川の他に松山英樹も参戦。すでにプレーオフシリーズ進出を決めている同選手だが、同シリーズ初戦のザ・バークレイズ(8月27?30日/ニュージャージー州プレーン・フィールドCC)へ弾みのつくプレーに期待したい。前週の全米プロゴルフ選手権は37位タイに終わったが、「ショットもパットもすべて修正したい。なかなか思い通りいかなくて、今週も苦労する戦いになると思うが、しっかり我慢してやっていきたい」とプレー改善に余念がないだけに、タイガー・ウッズ(米)らと回る予選ラウンドでどういったパフォーマンスを見せてくれるか注目だ。
プレーオフシリーズの合間にも関わらず、今大会にはタイガーをはじめとした大物選手が多数出場する。現在フェデックスポイントランクで187位に沈むタイガーもプレーオフシリーズ進出を目指して今大会初エントリーとなった。同ランク125位以内に入るには単独2位以上の結果が必要とハードルは高いが、全米プロゴルフ選手権で自身初のメジャー3戦連続予選落ちを喫した悔しさをここで晴らせるだろうか。
今大会にはその他、いずれも元世界ランキングNo.1のマーティン・カイマー(独)、ルーク・ドナルド(英)、アーニー・エルス(南ア)とメジャー覇者のジェイソン・ダフナー(米)、チャール・シュワーツェル(南ア)もフィールド入り。また、昨季の年間王者ビリー・ホーシェル(米)や2007年大会覇者のブラント・スネデカー(米)らも参戦し、大会2連覇を狙う“スパイダーマン"ことカミロ・ビジェガス(コロンビア)の前に立ちはだかる。
「ウィンダムチャンピオンシップ」1、2日目生中継 3日目、最終日ダイジェスト放送!
レギュラーシーズン最終戦。今大会終了時点でのフェデックスカップポイント上位125位が翌週の大会へと駒を進めることが出来る。プレーオフ進出に望みをかける選手にとってはこの試合が最後のチャンス。大会順位のほかに、フェデックスカップポイント順位も気にしながらの戦いとなる。昨年は、PGAツアー優勝から遠ざかっていた“スパイダーマン"ことカミロ・ヴィジェガスが復活優勝。数々のタレントを輩出した今大会、新ヒーロー誕生なるか。