精鋭たちの仲間を入りを果たしたエミリアーノ・グリーヨ
2017年3月31日(金)午後8:47
PGAツアーの2015-2016シーズン開幕戦、フライズドットコムオープンはエミリアーノ・グリーヨの優勝で幕を閉じた。グリーヨは2011年に高校を卒業した世代の精鋭たちに仲間入りを果たした。
その精鋭たちとは、昨季のフェデックスカップ王者であるジョーダン・スピース、ルーキー・オブ・ザ・イヤーのダニエル・バーガー、そして未来のチャンピオンとなるであろうジャスティン・トーマスとパトリック・ロジャース。しかし、エミリアーノ・グリーヨを忘れてはいけない。シーズン開幕戦を制した実力派だ。
今季は何度も彼の素晴らしいプレーを目にすることとなるだろうが、グリーヨはアマチュアから輝かしい実績を誇っている。ロレックス・ファーストチーム・オブ・アメリカに2009年と2010年に選出。18歳でプロに転向すると、今年のウェブドットコムツアーチャンピオンシップの18番でロングパットをねじ込んで、ウェブドットコム・ツアー初優勝を果たした。そして、PGAツアーカードを初めて獲得。大きな注目を浴びた。
18番でのロングパットを沈めたことで自信がついたと話すグリーヨは、初めてとなる華やかなPGAツアーを恐れていないことを、フライズドットコムオープンで証明。最終日をトップと2打差で迎えると、2週間前のウェブドットコムツアーチャンピオンシップと同じように18番でロングパットをねじ込んだ。バーディでベテランのケビン・ナとのプレーオフに持ち込んだグリーヨ。1ホール目では絶好のチャンスを逃したものの、2ホール目で挽回し、PGAツアーのわずか8試合目で初勝利を手にした。
2011年に高校を卒業したPGAツアーの最新チャンピオンとなったグリーヨは、アルゼンチン生まれの6人目の優勝者に。ブラジルのリオデジャネイロで行われる2016年のオリンピック出場は確実だ。グリッロの優勝を助けたのは、ボールストライキング。ストロークス・ゲインド・ティー・トゥー・グリーンでトップ。全体的なショットの精度と225ヤードから250ヤードのショットの精度もトップを記録した。
そして、PGAツアーの次なる舞台は不夜城・ラスベガス。連日、世界的に有名な多くのショーが開催されるカジノの街だが、今週のメインアトラクションはTPCサマリンでの戦いだ。
『インサイド・ザ・PGAツアー#42』より
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