米女子ツアーのホンダLPGAタイランドは現地時間の23日、タイのサイアムCC パタヤ・オールドCで開幕。日本勢は野村敏京、宮里藍、畑岡奈紗の3選手が出場する。

　昨季大会は第1ラウンド、8アンダー64で飛び出したレクシー・トンプソン（米）が、4日間で通算20アンダーまで伸ばし、後続に6打差をつける圧勝。野村も5位タイに入った。

　今大会、ルーキーイヤー3戦目となる18歳の畑岡奈紗に注目したい。アマチュアだった昨年の日本女子オープンで並み居るトッププロを退け優勝。直後にプロ転向し、プロ1年目から米女子ツアーを主戦場とすることを選んだ畑岡。開幕戦のピュアシルク・バハマLPGAクラシックは1打及ばす予選落ち。2戦目のオーストラリアン女子オープンでは、予選ラウンドを通算4アンダー20位タイでクリアし、最終順位は30位タイと結果を残した。ドライバーでの飛距離に自信を持っている畑岡だが、「米女子ツアーでは普通の飛距離になってしまうので、もっと頑張らないと」と話す。それでもまだ3戦目、思い切りのいいプレーを披露してほしい。

　今大会にはディフェンディング・チャンピオンのトンプソンをはじめ、母国開催となるアリヤ・ジュタヌガーン、ロレックスランキング1位のリディア・コ（ニュージーランド）らトッププレーヤーが多く参戦する。