人気の低迷に苦しんでいる米男子ツアーに朗報だ。全英オープン王者ルイス・ウーストハウゼン（南ア）と、欧州ツアー5勝を誇るシャール・シュワーツェル（南ア）の2人が、来季PGAツアーに参戦することが明らかになった。

　モリナリ兄弟やマッテオ・マナッセロのイタリア勢、さらに今季は米男子ツアーで戦ったローリー・マッキルロイ（北アイルランド）らが、シーズンの長さと出場義務試合数の多さなどから米ツアーに常駐せずにいる。それとは対照的に、世界ランク23位（ウーストハウゼン）と37位（シュワーツェル）の2人は、メジャー大会優勝と、獲得賞金125位以内という資格を引っさげて米ツアーに本格参戦するようだ。

　規定では来季の出場権を持つ者は今季最終戦終了から30日後までに登録をする必要があるが、2人の決意は固いようだ。（STATS-AP）