米欧の強豪が香港に集結 D.ジョンソン「トロフィに名前を刻みたい大会」 日本勢は川村が参戦
2013年1月25日(金)午前9:30
欧州、アジアン両ツアー共催のUBS香港オープンが現地時間22日、同地の香港GCを舞台に開幕。ダスティン・ジョンソン(米)、ジャスティン・ローズ(英)ら多くの強豪がフィールド入りする中、日本からは川村昌弘が参戦する。
今季も残すところ今大会とファイナル・シリーズ4戦の計5試合となった欧州ツアー。来季ツアー出場権をかけた争いや、今季最終戦「DPワールド・ツアー選手権ドバイ」への出場権をかけた争いも本格化している。来季ツアーカード獲得の条件であるレース・トゥ・ドバイランキング110位以内、そして最終戦への出場条件である同ランク60位以内を目指す選手たちが熱戦を繰り広げる。
レギュラーツアー最終戦となる今大会には、ツアー21勝を誇るミゲール・A・ヒメネス(スペイン)や昨年のライダーカップでコンビを組んだグラエム・マクドウェル(北アイルランド)とビクトル・ドゥブイソン(仏)といった欧州のスター選手に加え、米ツアー開幕戦で6位タイに入ったローズやジョンソンら米ツアーの強豪も出場。世界のトッププレーヤーが集った分厚いフィールドで日本期待の川村がどこまで上位に食い込めるか注目だ。
「この大会(欧州ツアー参入前を含む)のチャンピオンには(グレッグ・)ノーマンや(トム・)ワトソン、(イアン・)ウーズナム、(ベルンハルト・)ランガー、(ホセ・マリア・)オラサバル、(コリン・)モンゴメリーに(ローリー・)マキロイといった選手がいて、素晴らしい歴史がある。そんなトロフィには自分の名前を刻みたいと思うものさ」と語るジョンソンは、2013年に上海で開催されたWGC-HSBC チャンピオンズで優勝。同じ中国開催の今大会でその再現となるだろうか。
また、昨年7月のアバディーンアセットマネジメント スコティッシュオープン以来となるツアー8勝目を狙うローズは「これまでの数年間よりパフォーマンスは良くなっているように感じる。良いプレーが出来るだろうと楽観的に構えているよ」と気負いなく今週を迎えている様子だ。
そのほか、2週前にザ・プレジデンツカップを戦ったパトリック・リード(米)、アニルバン・ラヒリ(インド)、トンチャイ・ジェイディ(タイ)らも今大会に出場。昨季覇者のスコット・ヘンド(豪)や同選手にプレーオフで敗れたアンジェロ・キュー(フィリピン)も大会を盛り上げる。
「UBS香港オープン」全ラウンド生中継!大会初日は10月22日(木)午後3時?放送!
欧州ツアー、アジアンツアーとの共催競技。欧州ツアーのスター選手に、アジアンツアーの精鋭たちが挑む! 昨年大会では、ともにアジアンツアーを主戦場とする豪州のスコット・ヘンドと、フィリピンのアンジェロ・ケーがプレーオフへ。ミスを重ねてボギーとしてしまったケーに対し、ヘンドは確実にパーセーブし、欧州ツアー初優勝を手にした。アジアンツアーの選手たちにとっては、欧州ツアーのシード獲得へのチャンスだ!