「ザ・メモリアルトーナメント presented by ネーションワイド」では通算4オーバーで予選落ちとなった石川遼が現地時間8日に開催される「全米オープン予選会」に挑戦する。

同日、全米各地で行われる予選会にはフレッド・カプルスやデービス・ラブ3世、デビット・デュバルらメジャー優勝経験者から、K・J・チョイ、ビジェイ・シン、ルーク・ドナルド、レティーフ・グーセンら実力者など数多くの選手が全米行きをかけて36ホールの戦いに挑む。

（写真提供：Getty Images）

中でも石川が出場するオハイオ州コロンバスの予選会は強豪揃いのフィールドで120名がエントリー。アメリカ期待の若手ジャスティン・トーマスをはじめ、ニック・ワトニーやスティーブ・ストリッカーらPGAツアー優勝経験者が名を連ねる。

【オハイオ州コロンバス予選会　主な出場予定選手】
※（ ）内は6/1付けワールドランキング

ティム・クラーク（67）
ジャスティン・トーマス（79）
ニック・ワトニー（89）
スティーブ・ストリッカー（94）
K・J・チョイ（141）
石川遼（146）
カミロ・ビジェガス（157）
ビジェイ・シン（227）
スチュワート・シンク（233）
ロバート・アレンビー（346）
リッキー・バーンズ（413）
マイク・ウィア（430）
デービス・ラブ3世（525）

（写真提供：Getty Images）

石川が全米行きをかけて挑む36ホール決戦の舞台はオハイオ州のブルックスサイド・ゴルフ＆カントリークラブとザ・レイクスゴルフ＆カントリークラブの2コース。それぞれ18ホールをプレーし、36ホールのストロークで争われる。（昨年は120名中、上位16名に出場権が与えられた）

石川はブルックスサイド・ゴルフ＆カントリークラブの10番ホールから現地午前8時30分（日本時間午後9時30分）に最終組でスタート。ジェームズ・ハーン、スコット・ハービー(アマ)とのペアリング。

各会場で上位数名にしか出場権が与えられない狭き門。石川は2012年以来、自身4度目の全米オープン出場となるか注目だ。

なお、5/25（月）に岡山県の鬼ノ城ゴルフ倶楽部で行われた「全米オープン日本最終予選会」では日本の藤田寛之、川村昌弘が上位4名に入り出場権を獲得している。このほか、昨年のPGAツアープレーオフ最終戦「ツアーチャンピオンシップ」に出場した松山英樹が出場を予定している。

36ホール決戦で掴んだ全米への切符　川村「今年はメジャーに出たいと思っていた、最後まで粘り強くプレーしたい」

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